防府天満宮は
JR山陽線・防府駅を出て、天神通りを抜けると目の前に石段が見えます。
車では、山陽自動車道・防府西インターか防府東インターで降ります。標識に沿って進めば約10分程度で行けます。
防府天満宮
天満宮は菅原道真公をはじめ、公のご先祖の三命との四柱をお祭りしてありま す。
この天満宮は、北野(京都)・大宰府(福岡)と共に日本三大天神と称されています。
この地は道真公西下の途中立ち寄られ
身は筑紫に果てるとも魂は必ずここに帰るであろう
とお誓いになった由緒あるところです。
延喜四年(904年)天満宮が創建され
文教の神として広く世にあがめられてきました。
梅庭園
梅花について
①野梅系・野梅性新梢は日焼けせず緑色。水皮の色と枝の切り口の色に関係なく白色。芳香が強い。
②野梅系・難波性一般的には白色で淡紅色・紅色もある。芳香があり、節の部分がふくれる。
さし木、取り木が容易に出来る。
③野梅系・紅筆性蕾みの先が筆の穂先のようにとがり鮮明な紅色。新梢が日焼けし紅色となる。葉痕はふくれ芳香あり。
④野梅系・青軸性新梢は日光に当たっても日焼けせず緑色。 蕾みは緑白色。
⑤紅梅系・紅梅性本紅色が多いいが、白花淡紅・紫紅色もある。水皮や枝の切り口は紅色。新芽は赤く芳香あり。
⑥紅梅系・緋梅性紅梅性以上に濃紅色で花色は黒みがかった濃紅色。新梢は赤味が強い。
⑦豊後系・豊後性木の性質が出ているため枝が太く日焼けて赤みをおびる。芳香に乏しく梅と杏の中間的な取り扱い。
⑧豊後系・杏性花杏・杏梅とも呼ばれ枝が細い。水皮の色は青白色新梢は秋になると紅色をおびる。
二宮金次郎と梅
境内は眺望絶景の景勝地で
大專坊(史跡)
春風楼
暁天楼などの建物があります。
後の二宮尊徳公の石碑と道真公の愛した梅が園内にあります。
しだれ白梅
こちふかば
においおこせよ
うめのはな
あるじなしとて
はるをわするな
紅梅
梅
菅公の碑
この碑は正徳五年(1715)に代官・上山経匡が建碑したものです。
碑文には菅原道真公西下の途中勝間浦にお着きになり四ヶ月滞在されたこと、また
周防の国司がこのお宮を造営したことなどが記されています。
この碑文が読解できたら台石の亀が感動して動くと言い伝えられています。
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