関東ジュニアの時の話です。(うわっ古ーっ!!と思わずに読んでくださいね)
添田豪選手なども育てた神奈川の、私の尊敬するゴルゴコーチが、シード選手に負けて帰って来た女子選手(18歳)にアドバイスをちょうど始めました。たまたまそばにいたので、聞いていました。
ものすごく速いストロークで、テンポも速く、ビシバシ決めにくる相手に負けたようです。
選手:「かなり速いストロークで左右に振られ、全然だめでした。こっちから先に攻めようとしたんですけど…」
ゴルゴ:「うーーん、あれくらいの攻撃力を持っている選手が相手で、おまえくらいの運動能力とすばしっこさを持っているんだったら、すごいしつこくしてプレッシャーをかけるっていう手もあったかもな。テニスは相手にプレッシャーをかけるのに、いろんな方法がある。野球だと攻撃の回にしか点数は絶対入らないだろ!でも、テニスは守備をしていても点をとることができるスポーツなんだよな。だから、自分が攻撃して点を取るということがしたくてもできない時には、徹底した守備で相手をいやがらせて試合の流れを変えることを考えてもいいんじゃないかな。」
聞いていて、私は、「うーん、いい事言うなぁ」と思いました。
テニスの選手にはプレイスタイルというものがあります。高年齢になれば、そういったものが確立されてこなければいけません。しかし、その選手が戦う対戦相手のスタイルや得意不得意も千差万別。その選手のなかでも、ある程度、プレイに幅があって、いろんな戦略が立てられるというのが大切なんじゃないかと思います。
プレイの幅…こういったものをどのように選手に意識させていくか…そして、本当にプレイに幅を持たせていくか…こんな事に常に頭を悩ませています。でも、大切なのはその幅をコーチや親が作るんじゃなく、選手が自分で作っていくように仕向けていくことなんです。そのあたりが難しいので、いつも、そんなことばかり考えています。
ゴルゴコーチ使わせてもらいましたよー。
添田豪選手なども育てた神奈川の、私の尊敬するゴルゴコーチが、シード選手に負けて帰って来た女子選手(18歳)にアドバイスをちょうど始めました。たまたまそばにいたので、聞いていました。
ものすごく速いストロークで、テンポも速く、ビシバシ決めにくる相手に負けたようです。
選手:「かなり速いストロークで左右に振られ、全然だめでした。こっちから先に攻めようとしたんですけど…」
ゴルゴ:「うーーん、あれくらいの攻撃力を持っている選手が相手で、おまえくらいの運動能力とすばしっこさを持っているんだったら、すごいしつこくしてプレッシャーをかけるっていう手もあったかもな。テニスは相手にプレッシャーをかけるのに、いろんな方法がある。野球だと攻撃の回にしか点数は絶対入らないだろ!でも、テニスは守備をしていても点をとることができるスポーツなんだよな。だから、自分が攻撃して点を取るということがしたくてもできない時には、徹底した守備で相手をいやがらせて試合の流れを変えることを考えてもいいんじゃないかな。」
聞いていて、私は、「うーん、いい事言うなぁ」と思いました。
テニスの選手にはプレイスタイルというものがあります。高年齢になれば、そういったものが確立されてこなければいけません。しかし、その選手が戦う対戦相手のスタイルや得意不得意も千差万別。その選手のなかでも、ある程度、プレイに幅があって、いろんな戦略が立てられるというのが大切なんじゃないかと思います。
プレイの幅…こういったものをどのように選手に意識させていくか…そして、本当にプレイに幅を持たせていくか…こんな事に常に頭を悩ませています。でも、大切なのはその幅をコーチや親が作るんじゃなく、選手が自分で作っていくように仕向けていくことなんです。そのあたりが難しいので、いつも、そんなことばかり考えています。
ゴルゴコーチ使わせてもらいましたよー。