TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

野球だと…(729)

2006-11-26 23:36:18 | tennis
 関東ジュニアの時の話です。(うわっ古ーっ!!と思わずに読んでくださいね)

 添田豪選手なども育てた神奈川の、私の尊敬するゴルゴコーチが、シード選手に負けて帰って来た女子選手(18歳)にアドバイスをちょうど始めました。たまたまそばにいたので、聞いていました。

 ものすごく速いストロークで、テンポも速く、ビシバシ決めにくる相手に負けたようです。

選手:「かなり速いストロークで左右に振られ、全然だめでした。こっちから先に攻めようとしたんですけど…」

ゴルゴ:「うーーん、あれくらいの攻撃力を持っている選手が相手で、おまえくらいの運動能力とすばしっこさを持っているんだったら、すごいしつこくしてプレッシャーをかけるっていう手もあったかもな。テニスは相手にプレッシャーをかけるのに、いろんな方法がある。野球だと攻撃の回にしか点数は絶対入らないだろ!でも、テニスは守備をしていても点をとることができるスポーツなんだよな。だから、自分が攻撃して点を取るということがしたくてもできない時には、徹底した守備で相手をいやがらせて試合の流れを変えることを考えてもいいんじゃないかな。」


 聞いていて、私は、「うーん、いい事言うなぁ」と思いました。

 テニスの選手にはプレイスタイルというものがあります。高年齢になれば、そういったものが確立されてこなければいけません。しかし、その選手が戦う対戦相手のスタイルや得意不得意も千差万別。その選手のなかでも、ある程度、プレイに幅があって、いろんな戦略が立てられるというのが大切なんじゃないかと思います。


 プレイの幅…こういったものをどのように選手に意識させていくか…そして、本当にプレイに幅を持たせていくか…こんな事に常に頭を悩ませています。でも、大切なのはその幅をコーチや親が作るんじゃなく、選手が自分で作っていくように仕向けていくことなんです。そのあたりが難しいので、いつも、そんなことばかり考えています。



 ゴルゴコーチ使わせてもらいましたよー。
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カニ到着ー!(728)

2006-11-26 00:26:06 | tennis
 今日は朝から熱が下がり、元気に出勤。とっても寒くて心配でしたが、体の調子は良くなってきました、みなさま心配かけてすみません。

 いつも昼12時から登場して夜9時まで9時間練習して帰るHとRですが、今日はHがずいぶん遅刻して来ました。聞くと、今日は近所のテニスクラブで行われる大会の中高生の部に出場、朝7時からスタンバイして8時から試合だったそうです。なんとがんばって、以前3-6で負けた中1の子に6-7で惜しくも負けたそうですが、上達の跡をみせながらの、小学生ながら堂々の4位。

 そして、午後3時ころ現れ、いつもどおり夜9時までみっちり練習して帰りました。つまり、いつもは ”9時間しか” 練習しないのに、今日は13時間もテニスしていたわけです、はははは。さすがに今夜の最後はふらふらしていました。この情熱は、そのうち奇跡を起こすかもしれません…以前Sが起こしたような奇跡を…。

 家に帰ると、今日はなんと……待ちに待っていた……うーん、帰りの運転は興奮しました…
福井から「セイコガニ」が到着、家族みんなで幸せな食事を楽しんだのでした。しかし、カニを食べている時ってほんとに口数が減りますが、幸せですねー。こんなカニは初めて食べました、おいしかった!!ネットで購入してくれたMihoに感謝感謝!風邪なんかふっとんでしまいました、はははは。
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