◎楽しいピアノの作り方 9
◎倍音構造
○ピアノの音は多くの部分音(倍音)が重なってできていて、それがピアノの音の豊かさとなる
・ひとつの音を弾くときに、同時にいくつもの振動数の音を聞いているのだが、ふつうはそれに気づかず、ひとつの音に聞こえる
・音の高さを決める一番低い振動数の音は基音と呼ばれる
・弦を振動させると、弦を2分割した音(第2倍音 振動数が基音の2倍)、弦を3分割した音(第3倍音 振動数が基音の3倍)、弦を4分割した音(第4倍音 振動数が基音の4倍)……を出す効果を生み出す
・実際は、倍音と言っても、正確に2倍、3倍と整数倍になるのではなくて、この整数倍よりも少しずつ大きくなっている
・弦の長さが長くなるほど、これらの部分音(倍音)の生成は複雑になっていく
ゆえに、弦の長さが長くなるほどいい音が出る、すなわちピアノは大きければ大きいほど音質がよくなる
○グランドピアノは必ずしもアップライトピアノより優れているわけではないが、小型のグランドピアノを選ぶのは良い選択とは言えない
◎グランドピアノの本領が発揮できるサイズ(鍵盤の手前のふちから鍵盤に直角に最長距離ではかる)は、最低、奥行1.93mはなければならない
・奥行1.93m以上のグランドピアノは確実にアップライトピアノより優れている
・奥行1.52m以下のグランドピアノは、良質の音を出すだけの弦の長さがないので、フルサイズのアップライトピアノのほうがずっと良い選択となる
◎倍音構造
○ピアノの音は多くの部分音(倍音)が重なってできていて、それがピアノの音の豊かさとなる
・ひとつの音を弾くときに、同時にいくつもの振動数の音を聞いているのだが、ふつうはそれに気づかず、ひとつの音に聞こえる
・音の高さを決める一番低い振動数の音は基音と呼ばれる
・弦を振動させると、弦を2分割した音(第2倍音 振動数が基音の2倍)、弦を3分割した音(第3倍音 振動数が基音の3倍)、弦を4分割した音(第4倍音 振動数が基音の4倍)……を出す効果を生み出す
・実際は、倍音と言っても、正確に2倍、3倍と整数倍になるのではなくて、この整数倍よりも少しずつ大きくなっている
・弦の長さが長くなるほど、これらの部分音(倍音)の生成は複雑になっていく
ゆえに、弦の長さが長くなるほどいい音が出る、すなわちピアノは大きければ大きいほど音質がよくなる
○グランドピアノは必ずしもアップライトピアノより優れているわけではないが、小型のグランドピアノを選ぶのは良い選択とは言えない
◎グランドピアノの本領が発揮できるサイズ(鍵盤の手前のふちから鍵盤に直角に最長距離ではかる)は、最低、奥行1.93mはなければならない
・奥行1.93m以上のグランドピアノは確実にアップライトピアノより優れている
・奥行1.52m以下のグランドピアノは、良質の音を出すだけの弦の長さがないので、フルサイズのアップライトピアノのほうがずっと良い選択となる