◎モーツァルトとピアノ 8
○1764(8歳)
・1.1 一家はルイ15世の宮廷の晩餐会に招かれた
・ヴォルフガングは宮廷礼拝堂のオルガンを使って、演奏した
・2月 パリでヴォルフガングの作品がはじめて銅版印刷された
「クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ」(K.6, 7)を作品1として出版
フランス王女ヴィクトワール・ド・フランス夫人に献呈
・3.10 パリで最初の公開演奏会を開く
・4月 「クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ」(K.8,9)を作品2として出版
ド・テッセ伯爵夫人に献呈
・4.10 パリを出発し、19日カレーに到着
ヴォルフガングははじめて海を見た
・カレーから小型船を借りて、海峡を渡り、イギリスへ向かった
・23日夕方、ロンドンに到着
・4.27 クィーンズ・パリス(後のバッキンガム宮殿)において、国王ジョージ3世と王妃に謁見を賜る
・5月 ロンドンで高名な作曲家だったヨハン・クリスティアン・バッハ(ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(大バッハ)の末の息子)と知り合う
・宮廷の演奏会で、バッハはヴォルフガングを膝の間にすわらせて、代わる代わる弾いてソナタをまるまる1曲演奏したという
・6.5 公開演奏会を開く
・7月 レーオポルトが病気にかかり、8月始め、療養のためロンドン郊外のチェルシーという町に移る
・9月末 ロンドンに戻る
★モーツァルトが自身で楽譜を書いた作品は?
・「クラヴィーアのためのメヌエット ト長調」(K.1e)と
「クラヴィーアのためのメヌエット ハ長調」(K.1f)は1764年の作と推定されている
★最初の交響曲 変ホ長調 第1番(K.16)を作曲
・3楽章で構成されていて、楽器編成は「オーボエ2、ホルン2、バイオリン2部、ビオラ、バス」
・7月にレーオポルトが病気にかかり、9月末までチェルシーで療養生活を行なっていた
・この間に、姉ナンネルは、回想でヴォルフガングが最初の交響曲を作曲し、「私が写譜した」と述べているが、いっぽうモーツァルトの自筆譜の第1番(K.16)が伝えられている
・モーツァルトの自筆譜の第1番(K.16)とナンネルの回想で語られている「最初の交響曲」(トランペットとティンパニを含む)は相違があり、K.16がモーツァルトの最初の交響曲かどうかという問題は未解決である
・K.16の第2楽章に、モーツァルトの最後の交響曲 第41番(「ジュピター」)の「ド レ ファ ミ」のメロディが出てくる
・「最初の交響曲」と「最後の交響曲」に同じ「ド レ ファ ミ」のメロディが出てくるとは、不思議というか、天才というか、K.16のCD(カール・ベーム指揮「モーツァルト交響曲全集」)を聴きましたが、感動しました
○1764(8歳)
・1.1 一家はルイ15世の宮廷の晩餐会に招かれた
・ヴォルフガングは宮廷礼拝堂のオルガンを使って、演奏した
・2月 パリでヴォルフガングの作品がはじめて銅版印刷された
「クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ」(K.6, 7)を作品1として出版
フランス王女ヴィクトワール・ド・フランス夫人に献呈
・3.10 パリで最初の公開演奏会を開く
・4月 「クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ」(K.8,9)を作品2として出版
ド・テッセ伯爵夫人に献呈
・4.10 パリを出発し、19日カレーに到着
ヴォルフガングははじめて海を見た
・カレーから小型船を借りて、海峡を渡り、イギリスへ向かった
・23日夕方、ロンドンに到着
・4.27 クィーンズ・パリス(後のバッキンガム宮殿)において、国王ジョージ3世と王妃に謁見を賜る
・5月 ロンドンで高名な作曲家だったヨハン・クリスティアン・バッハ(ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(大バッハ)の末の息子)と知り合う
・宮廷の演奏会で、バッハはヴォルフガングを膝の間にすわらせて、代わる代わる弾いてソナタをまるまる1曲演奏したという
・6.5 公開演奏会を開く
・7月 レーオポルトが病気にかかり、8月始め、療養のためロンドン郊外のチェルシーという町に移る
・9月末 ロンドンに戻る
★モーツァルトが自身で楽譜を書いた作品は?
・「クラヴィーアのためのメヌエット ト長調」(K.1e)と
「クラヴィーアのためのメヌエット ハ長調」(K.1f)は1764年の作と推定されている
★最初の交響曲 変ホ長調 第1番(K.16)を作曲
・3楽章で構成されていて、楽器編成は「オーボエ2、ホルン2、バイオリン2部、ビオラ、バス」
・7月にレーオポルトが病気にかかり、9月末までチェルシーで療養生活を行なっていた
・この間に、姉ナンネルは、回想でヴォルフガングが最初の交響曲を作曲し、「私が写譜した」と述べているが、いっぽうモーツァルトの自筆譜の第1番(K.16)が伝えられている
・モーツァルトの自筆譜の第1番(K.16)とナンネルの回想で語られている「最初の交響曲」(トランペットとティンパニを含む)は相違があり、K.16がモーツァルトの最初の交響曲かどうかという問題は未解決である
・K.16の第2楽章に、モーツァルトの最後の交響曲 第41番(「ジュピター」)の「ド レ ファ ミ」のメロディが出てくる
・「最初の交響曲」と「最後の交響曲」に同じ「ド レ ファ ミ」のメロディが出てくるとは、不思議というか、天才というか、K.16のCD(カール・ベーム指揮「モーツァルト交響曲全集」)を聴きましたが、感動しました