◎アリストテレスの宇宙論「天について」を読んで 1
★アリストテレスの宇宙論「天について」
おもに「天について」(池田康男 訳、京都大学学術出版会)によります
・「天について」はアリストテレス(紀元前384年-紀元前322年)の自然学部門に属する作品であり、アリストテレスがアカデメイア(プラトンが紀元前385年ごろに開いた学園)の一員であった頃のものと考えられている
アリストテレスは17歳のとき、アカデメイアに入門し20年間学びかつ教えた
プラトンの死後、小アジアのアッソス、レスボス島のミティレネで研究と教授の生活を送り、マケドニア王フィリッポス2世に招かれて、王子アレクサンドロス(後のアレクサンドロス大王)の教育にあたった
紀元前335年、リュケイオンに自分の学園を開いた
・私の想像ですが、アリストテレスはもしかしたら、アカデメイアかリュケイオンで「天について」の宇宙論講義を行ったかも知れません
今でいう、アリストテレス教授の「宇宙論白熱教室」みたいなものがあったら当時の学生は興奮したでしょう
○「天について」の「天」の意味は、
1 恒星天を指す
2 恒星天から月に至るまでの領域を指す
3 恒星天から大地を含めたすべて、すなわち宇宙の意味
「天」は「宇宙」を意味していると思われます
○「天について」の内容
第1巻 月より上の世界
第2巻 月より上の世界(つづき)
第3巻 月下の世界
第4巻 月下の世界(つづき)
★アリストテレスの宇宙論「天について」
おもに「天について」(池田康男 訳、京都大学学術出版会)によります
・「天について」はアリストテレス(紀元前384年-紀元前322年)の自然学部門に属する作品であり、アリストテレスがアカデメイア(プラトンが紀元前385年ごろに開いた学園)の一員であった頃のものと考えられている
アリストテレスは17歳のとき、アカデメイアに入門し20年間学びかつ教えた
プラトンの死後、小アジアのアッソス、レスボス島のミティレネで研究と教授の生活を送り、マケドニア王フィリッポス2世に招かれて、王子アレクサンドロス(後のアレクサンドロス大王)の教育にあたった
紀元前335年、リュケイオンに自分の学園を開いた
・私の想像ですが、アリストテレスはもしかしたら、アカデメイアかリュケイオンで「天について」の宇宙論講義を行ったかも知れません
今でいう、アリストテレス教授の「宇宙論白熱教室」みたいなものがあったら当時の学生は興奮したでしょう
○「天について」の「天」の意味は、
1 恒星天を指す
2 恒星天から月に至るまでの領域を指す
3 恒星天から大地を含めたすべて、すなわち宇宙の意味
「天」は「宇宙」を意味していると思われます
○「天について」の内容
第1巻 月より上の世界
第2巻 月より上の世界(つづき)
第3巻 月下の世界
第4巻 月下の世界(つづき)