◎「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」
★「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」(津田久資、ダイヤモンド社)を読んで、少し
●「学ぶ」ことは「公式に当てはめて答えを出すこと」
「考える」ことは「公式そのものを生み出すこと」
○公式に当てはめて答えを出すことは、「考える」とは言えない
「公式に当てはめること」と「公式そのものを生み出すこと」はまったく違う
「考える」とは自分でつくった公式から答えを出すことである
○「学ぶ」の素晴らしいところは、先人が命をかけて生み出した成果を一瞬で得られることであり、効率がいいことである
○しかし今は、情報の格差が少なくなり、「学ぶ」の価値が下がっている
自分の頭で考えたアイデアがないと、競争に勝てなくなっている
○人は自分と同じレベルを持った人たちがいる戦場に集まる
○「ボツアイデア」が多い人ほど、クリエイティブである
●発想の幅が極端に広いために、アイデアの総量が異常に多くなる人のことを「天才」と呼ぶ
○国語辞典を引く習慣をつける
日本語を当たり前のものとして受け入れない
●考えるとは、「書き出すこと」である
○優れたチェックリストの条件
1 項目、発想にもれがないこと
2 具体的であること
○情報量(アイデアの素材、知識量)をどう増やすか
総量よりも、多様性(幅)を広げる
○自分から取りにいくのではない、「無目的、受動的な情報が向こうから強制的に入ってくる環境」をつくる
○情報流入(受動的に情報が向こうから飛び込んでくる)のアイデアの例
・選り好みせずに本を読む
まったく興味のない分野の本を読めば、新たな発見があるかも知れない
・テレビのチャンネルを変えずに同じ局をつけっぱなしにしておく
★先入観、思い込みなしに考えるのは、とても難しい
1 「○○のように見えること」と「○○」は違う
例えば、「迷路のように見える図」を見せられたら、ほとんどの人はそれを「迷路」だと思い込んでしまう
それが「迷路」だと決めつけてしまい、そこから発想する
本当はその図は「迷路」ではない別物かも知れない
2 「虹の色の数は?」
・日本人ならば、虹の色は「7色」だと答えるだろう
辞書にも「…7色の帯」(「大辞林」)と説明している
しかし、これは1つの見方であって、絶対に正しいとは言えない
民族や国によっても異なるだろう
色を表現する言葉が貧弱だから「7色」としか表現できないだけであって、「100色」とも「1000色」とも言えるだろう
例えば、「橙(だいだい)」色について
日本の色名だけでも、たとえば「黄丹(おうに)」「洗朱(あらいしゅ)」「柿色」「赤橙」「丹色(にいろ)」「柑子色(こうじいろ)」「杏色(あんずいろ)」「橙色」「蜜柑色」「人参色」などがある(「色の手帖」小学館)
○実際は虹の色に境界線はないから、虹の色の数は無数である
★「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」(津田久資、ダイヤモンド社)を読んで、少し
●「学ぶ」ことは「公式に当てはめて答えを出すこと」
「考える」ことは「公式そのものを生み出すこと」
○公式に当てはめて答えを出すことは、「考える」とは言えない
「公式に当てはめること」と「公式そのものを生み出すこと」はまったく違う
「考える」とは自分でつくった公式から答えを出すことである
○「学ぶ」の素晴らしいところは、先人が命をかけて生み出した成果を一瞬で得られることであり、効率がいいことである
○しかし今は、情報の格差が少なくなり、「学ぶ」の価値が下がっている
自分の頭で考えたアイデアがないと、競争に勝てなくなっている
○人は自分と同じレベルを持った人たちがいる戦場に集まる
○「ボツアイデア」が多い人ほど、クリエイティブである
●発想の幅が極端に広いために、アイデアの総量が異常に多くなる人のことを「天才」と呼ぶ
○国語辞典を引く習慣をつける
日本語を当たり前のものとして受け入れない
●考えるとは、「書き出すこと」である
○優れたチェックリストの条件
1 項目、発想にもれがないこと
2 具体的であること
○情報量(アイデアの素材、知識量)をどう増やすか
総量よりも、多様性(幅)を広げる
○自分から取りにいくのではない、「無目的、受動的な情報が向こうから強制的に入ってくる環境」をつくる
○情報流入(受動的に情報が向こうから飛び込んでくる)のアイデアの例
・選り好みせずに本を読む
まったく興味のない分野の本を読めば、新たな発見があるかも知れない
・テレビのチャンネルを変えずに同じ局をつけっぱなしにしておく
★先入観、思い込みなしに考えるのは、とても難しい
1 「○○のように見えること」と「○○」は違う
例えば、「迷路のように見える図」を見せられたら、ほとんどの人はそれを「迷路」だと思い込んでしまう
それが「迷路」だと決めつけてしまい、そこから発想する
本当はその図は「迷路」ではない別物かも知れない
2 「虹の色の数は?」
・日本人ならば、虹の色は「7色」だと答えるだろう
辞書にも「…7色の帯」(「大辞林」)と説明している
しかし、これは1つの見方であって、絶対に正しいとは言えない
民族や国によっても異なるだろう
色を表現する言葉が貧弱だから「7色」としか表現できないだけであって、「100色」とも「1000色」とも言えるだろう
例えば、「橙(だいだい)」色について
日本の色名だけでも、たとえば「黄丹(おうに)」「洗朱(あらいしゅ)」「柿色」「赤橙」「丹色(にいろ)」「柑子色(こうじいろ)」「杏色(あんずいろ)」「橙色」「蜜柑色」「人参色」などがある(「色の手帖」小学館)
○実際は虹の色に境界線はないから、虹の色の数は無数である