時を紡いで

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神戸市大沢(おおぞう)の古民家   「渕上家」

2010-11-05 19:43:19 | お出かけ
  A地点の家から30分ほどでしたが何かすごく大きな萱ぶきの家に
  出会いました。

  大沢と書いておおぞうと読みます。この民家は19世紀中期に建てられたもので、庄屋の屋敷だったそうです。
国の散策ポイントになっていて登録有形文化財になっているとのことでした。

  重厚な造りに農家の生活の様子ががうかがわれるものです。

   

  人が住んでいるのかラジオの音がしました。
  出入り口に車が2台止まっていました。


   

   

  庭は荒れていましたが植木屋さんが入っていてその人のラジオでした。
  一言断り中の写真を撮らせていただきました。


   

  玉ねぎがつるしてありました。
  どうも人が住んでおられるようです。植木屋さんがそのように言っていました。




  お城のようなお堀が門前にありました。            崩れた塀がとても無残に思われました。






   ここにもつわぶきの花が咲いていてよく合っていました。
  モミジは紅葉をしたのですが植木屋さんに切られていました。


    
  
  下に降りて行くとまたこの光景が変わって昔の栄華が偲ばれました。大勢の人が出入りしてにぎやかだったのでしょう。

 


    
  
  城壁のように高く立派な石垣が組まれその昔ここでどんな生活があったのか
  考えてしまいました。



    
    
  家の横には川が流れていて人里離れたこの地で人々はどんな暮らしをしていたのか
  その向こうにある分家を見て思ってしまいました。

  ただとても残念なのは手入れがされてなく荒れて行ってしまうことです。
  数メートル先には広い道があり車が通っていました。

  こういった古民家の維持はとても大変なものでしょうがこれを一から作るのも
  もっと大変ではないでしょうか。


  現在の生活から離れたこのような地は今でもその当時の時間が流れているようです。                



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