今日は昼から3年ぶりに5回目の脳ドックを受診しました。
もともとのきっかけは、勤務先で1歳上の方が15年ぐらい前に脳腫瘍の手術を受けたことです。脳ドックを受けてわかったとのこと。「hkさんも受診してみたら?」と言われ、ネットで調べて病院を選びました。
その病院は最寄り駅から徒歩で15分ほどかかります。タクシーを利用したら往復とも病院が負担してくれます。最初に受診したときは恩恵にあずかりました。しかし、「健康かどうか確かめるのにタクシーを使う」というのも気がひけて、2回目以降はやめました。
中に入ると正面に受付カウンターがあります。前回まではそこで最初の対応をしてもらっていたのですが、ドックの受付は2階になったとのこと。
そちらへ行くと、正面のソファーに案内され「しばらくお待ちください」。1・2分後に係の方が来て、まずはコロナ対策としての注意事項などを説明してくれました。
次に、問診票をあずかってから、今日のコースの内容、流れ、支払方法と領収書の宛先(個人名か、法人名か)、帰りのタクシー利用の有無などを説明・確認しました。タクシーを断ると「検査を受けて気持ちが悪くなったら(もっと違う言葉を使っていたと思いますが、思い出せません)遠慮なくタクシーをお申しつけください」とのお言葉が。そして、ふたたび「しばらくお待ちください」。
数分後に診察室へ案内され、問診票の内容とオプション希望の有無を確認していきました。
その次は更衣室に案内され、注意事項などを伝えてくれました。
着替え終わると「まだ前の方の検査が済んでいないようです。申し訳ございませんが、もうしばらくそちら(ソファー)でお待ちください」と言われて待機。
10分ほど待っていたら「お待たせしました。検査室までご案内します」と、エレベーターを利用して検査室まで一緒に行ってくれました。エレベーター内では「暖房が効いておりませんので、少しの間ご辛抱ください」との一言も。
検査が終わって廊下に出ると、係の方が検査前に預けたメガネと更衣室の鍵を渡してくれ、更衣室まで案内してくれました。
着替えが終わって受付まで行くと、今度も「しばらくそちらでお待ちください」。
クッキーとウェットティッシュを机の上においてから、「こちらからお好きな飲み物をお選びください」と小さなメニューを見せてくれます。これも2回目以降から断っています。飲んでいるとその分、帰りが遅くなるからです。
しばらくたって、最後は会計です。まず、領収書を渡され名前が正しいかどうか確認しました。次に、カードを渡して精算。それから「結果は2週間程度で郵送します。ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問い合わせください」と言ったうえで、「お菓子もよければお持ち帰りください」との言葉が。
最後は1階の自動ドアの外まで案内し、見送ってくれました。エレベータの中では再度、分からないことがあったら遠慮なく質問を、との旨の言葉をかけてきました。また、1階の受付カウンターの前を通るときには、そこの係の方もスッと立ち上がってお辞儀をしてくれました。
この病院は人間ドックに力を入れているようで、一番高い全身コースは女性で57万円、男性で55万円します。かなり多くのオプション検査もあります。値段相応の検査とするために、係の方の立ち居振る舞いもホテルのようなものにし、普通の検査機関と差別化を図っているのでしょうね。ただ、このような接客に慣れていない私にとっては、少しばかりこそばゆいものでもありました。