冬季五輪北京大会での日本は、カーリング女子チームの銀メダル獲得で終了しました。
これまでカーリングのルールなどをまったく知らなかったため改めて調べてみました。スポーツの要素に「氷上のチェス」と呼ばれるほどの読みも必要であること、試合時間は2時間30分ほどにも及ぶこと、などがわかりました。奥深いものだったのですね。
今大会では冬季五輪でメダル獲得数が最多となる一方、スタートのつまづきや途中での転倒、抜き打ち検査による競技後の失格など、予想外のできごとも見受けられました。当該選手は非常に悔しい思いをされたと思います。
「負けて悔いなし」と言うこともありますが、私は個人的にはあり得ないと思っています。負けたら絶対に「あのときこうなっていれば」とか、「もっと練習しておけば」とか思うのではないでしょうか。その悔しさがあるから次につながるのだと信じています。
とにもかくにも参加された選手のみなさまは、おつかれさまでした。まずは疲れをとっていただきたいものです。
ただ、昨夏の夏季五輪・パラリンピック東京大会では特に思っていたのですが、五輪大会を招致して新しい施設に金をかける必要があるのか、個人的には疑問です。
東京大会で東京都は1400億円をかけて新たに6つの恒久競技施設を整備しました。しかし、黒字運営が見込まれるのは1つのみ。しかもこの試算はコロナ前にされたので、もっと収入が減ることも予想されるそうです。
都の施設だけではりません。新国立競技場は年間の維持費が24億円かかるという記事もありました。ハコモノは何もしなくても固定的な費用が発生してしまうのです。
スポーツそのものを否定するわけではありません。ただ、人口減少が続く中、スポーツに限らず各種イベントを開催する際は既存の施設を利用して新たな費用をできるだけ発生させないことが、今の日本には求められている気がします。
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