みなさん、こんばんは。hkです。
お風呂の温もりが身にしみる季節となってきました。10月17日のブログに書きましたが、わが家ではガス給湯器を9月に買換え。ノーリツ製からパロマ製になりました(10月のブログでは社名は出していませんでした)。
おかげさまで故障をするはずもなく、毎日お湯がきちんと出ています。ただ、どうしてもまだ慣れないことがあります。お湯が沸いたことを知らせる音楽です。
パロマはヴィヴァルディの四季”春”。小学生でも知っている、有名なクラシックです。それはそれでいいのですが、「お湯が沸いた」という気がしません。
一方のノーリツ。今回このブログを書くにあたり調べたら、なんと“「人形の夢と目覚め」のメロディーと「お風呂が沸きました」の音声でお知らせ”の音が、クラシック音楽を含む音声で初めて「音商標登録 第6369662号」として商標登録された、というのです。
以下、ノーリツのホームページの一部をそのまま引用します。
お湯はりの完了を知らせるメロディーを搭載した給湯器リモコンは、1997 年にノーリツが業界初発売しました。ユニバーサル化が浸透する中、目が不自由な方のお風呂沸かしの不便さを解消するため、音で沸き上がりを知らせるアイディアを形にした製品でした。同メロディーは聞き飽きないよう、流行りすたりのないクラシック音楽に絞り、お客さまにこれからおふろに入る高揚感と幸福感を感じてほしいという思いを重ね、ドイツの作曲家テオドール・エステン(オースティン)のピアノ曲「人形の夢と目覚め」の第2部「夢を見ているところ」を選定しました。
客に高揚感と幸福感を感じてもらえるように音楽を選定したなんて、思いもしませんでした。「そこまでやるか!」という感じですね。でも、だからこそ、耳に残っているのかもしれません。
もちろん、パロマがそこまで考えていないとか言うつもりはありません。最初がパロマだったら、ノーリツの音楽に違和感を覚えたかもしれません。
ただ、単にお湯を沸かせればいいとだけ考えていなかった企業の姿勢に、改めて敬服しました。
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