ボランティア

春の火災予防週間が昨日から始まり、この期間中消防団は、火の見櫓に吊るしてある鐘を朝7時と夜8時に叩かなくてはならない。
うちらの部はここ数年打鐘は当番制になり、今日が僕の当番日だ。
当番制になる前は新入りが叩き、新たに新入りが入るまで、打鐘の役が続くのである。
なので、春と秋の火災予防週間は結構キツかった。
人によっては後輩が入らず17年叩き続けたと言う人もいる。
軽井沢と言えでも、限界集落は間近に迫っている。
あるおっさんはこう言う「少子高齢化みんなで助け合って生きていかなければならない」
御尤もな意見だ!!
しかし、その息子さんは消防団には入っておらず「息子は息子だから」とそのおっさんは言う。
こうなるとおっさんの「みんなで助け合って」と言う言葉の重みはまったく僕とってゼロである。

火の見櫓に上り、地区中を眺め打鐘する。
これが基本だと僕は思う。
だがしかし、火の見櫓の一番上に吊るしてあった鐘が「高くて危ない」と訳分からん言い分で、火の見櫓の中段に鐘が移動となった。
中段に移動になって初めて叩く。
当然中段なので、地区を眺めることは出来ない。
これでは例え煙が上がっていても気付くまい!!
中段の踊り場上に吊るされた鐘を叩くのだが、本来そんな所に吊るす用になっていない所に吊るしたので、明らかに狭い!!
その狭いスペースで木槌を振りかざし鐘を叩く。
やりにくい!!
右手で叩くことを想定した付けかたになっている。
左で叩くには狭すぎる!!やりにくい!!
こんなところにも左利きの迫害が…
紙卯のアキラ先輩が聞いたら怒るぞしかし

ビニールハウスの仕事も大してなかったので、先日(2月2日初下ろし高枝伐りの巻参照)やり残した枝打ちを少しやった。
これまたボランティア仕事だ。
もう高枝伐りだけでは枝打ち出来ない高さまで枝打ちを行った。

今日の残すボランティアは8時からの打鐘。
忘れそうだ!!