中国人実習生歓迎会

彼らの集合研修が始まった。
約２週間程の研修を行い、それから受け入れ農家での農業実習へ入る。
僕の家は実習生を受け入れて4年目、つまり4人目となる。
初めて受け入れた年まで、集合研修が終わる最終日は、実習生が餃子を作りそれをみんなで食べるって事があった。
僕にしてみれば、中国人だからと言ってみんなが餃子作れる訳ない！って偏見的に思っていたが、これが餃子を作るではないか!!
すげぇ～
1年目の子は、初めてと言う事もありいろいろビックリすることがあった。
15センチぐらいのタッパにご飯を詰め、それを二人の研修生が向かい合って食べているのだ。
えっ!?
何で一つずつにしてこないの？
どっちがどこまで食べるって決まってるの？
どちらが多く食べたってならないの？
不思議だ!!

二年目からは法律が変わり、研修生から実習生となった。
その年の子たちは、誰一人餃子は作れなかった。
やはり、中国人だからと言ってみんな餃子作れると思ったら、大間違えなのだ。
インターネット出来るか？と言う子もいた。
この年ぐらいから、貧しいと言うイメージはなくなってくる。
家の実習生はヴィトンのキャリーケースゴロゴロ引きずっての入国。
来日次の日にはマックに行き、休日はアウトレットでお買い物。

去年の子は働くの大嫌い!!って子。
そして今年の子がいきなりの餃子。
やるな!!
歓迎会ではたどたどしい日本国で「性格は明るいです」と言っていた。
明るいのは良い。
ありがとーございます
ありがとーございます
ありがとーございます
大したこともしていないが、彼はお礼を言う。
来日して数日もう去年の実習生の「ありがとーございます」の回数越えてますよ。
去年の子のありがとーございます聞いた記憶がない。

歓迎会の席でタブレット持っている子もいた。
進んでますねぇ～