(=^・^=)私と暮らした猫たち

ー失敗を重ねて7匹めー

どうしてもダメだ

2015年12月15日 | 日記

何日たっても悲しみが癒えません。

実は、その年は3月に伯母を、5月に伯父を相次いで亡くし

夏には従兄弟にガンが見つかるという最悪の年だったのです。

(幸い発見が早く事なきを得ましたが)

しかも、あの震災です。

私の住んでいる地域は被害のない所だったのですが、

日本中が悲しみに打ちひしがれ、無力感に包まれていて、そんな中では私が立ち直れるはずないですね。

 

職場でもネコの話になると涙ぐむ・・・若いお嬢さんならまだしも、50も半ばのおばさんです。

さぞ、うっとうしかった事でしょう。

でも、今もね、書いてて涙が出るんですよ。

他のネコ達との別れは書いていても懐かしいのにね。

やっぱり、最期を看取ったのはきつい。

どうしても泣けるんです。

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49日の意味

2015年12月14日 | 日記

昔、お寺のお説法で聞いた話なんですが、仏教の49日(神徒50日)の忌明けにはちゃんとした理由があるのだそうです。

まあ、諸説あるんでしょうが、平安時代高貴な方が亡くなると、別室に寝かせて息を吹き返すのを待った、その日にちが49日間。

今のように医学の知識もないのですから、昏睡や仮死と本当の死との区別がつかなかったのでしょう。

権力争いとかもあるので、簡単に死を認められません。

でも一月もすれば、本当に死んだなら遺体が痛んできます。

それで、もう息を吹き返すことがない、と誰の目にもあきらかになって、

あきらめをつけるのに49日が必要なんだとか・・

 

トラ姫を送ってからしばらくは、家の中に猫の気配がありました。

時々鈴の音も聞こえます。

 

いえ、わかってます。気配なんて気のせいであり、鈴の音は近所の飼い猫が窓の外を通ったのです。

わかってるんだけど、ああ、何でこんなに辛いんだろう。

えさのお皿もトイレもすぐに片付けたのに、何を見ても泣けます。

 

それが、不思議ですね。49日が過ぎた頃、

部屋からネコの気配が消え鈴の音が聞こえなくなったのですよ。

 

職場の友人が「逝ったんだねぇ」と言いました。

そうか、逝ったのかあ。

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ペットロスと闘う

2015年12月13日 | 日記

何匹ものペットと別れてきたのに、今回の別れは応えました。

どうせなら、懐かない猫のままならよかったのに。

最期の1ヶ月、あんなに甘えてかわいい猫になって。

 

亡くなる2日前からサークルで囲って湯たんぽを入れて一人で寝かせました。

夜中にどこかへ潜り込んで死なれると、探すのが大変だから?

茶トラみたいに出て行ってしまわないように?

ただ、ベッドの中で死なれるのがイヤだっただけでは?

どうして最後まで抱いて寝てやらなかったのだろう・・。

毎日毎日あっちこっちに吐くので、朝仕事に行く前に片付けるのは大変です。

私も疲れていました。

やさしくできなかった日もあったよね。

後悔ばかりです。

 

それから、しばらく、

お風呂のふたの上、押入れの中、ベッドの毛布をめくり、いつもネコのいた場所を名を呼びながら探しました。。

頭がどうかした訳でも、まさか生き返るなんて思ってた訳でもありません。

 もう、どこにもいないのだ、という事を自分に言い聞かすために、私は探し続けたのです。

どこにもいない・・・・

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ペットと供養

2015年12月12日 | 日記

さてトラ姫をどう葬るか、です。

色々なペットの葬儀会社がありますが、ちょうどその頃、悪徳業者が山の中に遺体を捨てていた事件や、

約束の数倍の金額を請求されるケースやらがあったので、やはり市に頼む事にしました。

手厚くはなくても間違いもないでしょうから。

私達夫婦には子供がありません。

親のお墓でさえ墓じまいやその後の供養の心配をしてるのですから、

ペットのお墓は無理なわけです。

市には供養塔があり、獣医さんが毎年慰霊祭をしてくれますし。

 

しろにゃんの時、いやな思いをしてますが、今はダンボールでの持ち込みなのでゴミ扱いではないでしょう。

しかも今回は事前連絡の時に係りの人が

「ダンボールにペットだけって書いてあるけれど、タオルで包んであったり、少しなら花やペットフードがあってもいいですよ。首輪だけは外してね。」

ですって

では、白いタオルをかぶせて、桜の花と煮干を入れてやりましょう。

火葬場の人もきちんと手を合わせてから引き取ってくれました。

 

時代は変わったのですね。

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初めての看取り・・もうネコなんか飼わない。

2015年12月11日 | 日記

ブログの事がまだよくわかってないのですが、

読んでくださってる方もいらっしゃるようです。ありがとうございます。

今日は看取った猫の最期の場面がありますので、苦手な方はスルーでお願いします。

 

悪性のリンパ種を患ったトラ姫は、なぜか私に甘え、夜もベッドにやってくるようになりました。

私達夫婦の住んでた借家が壊される事になったので、2,3年まえから実家に同居してたのです。

一応主婦として、一番先に起きますから、自然にネコのお世話は私の仕事になります。

いつの間にか、私は飼い主として認められたのですね。

 

あの、東日本大震災の年です。

余命1ヶ月半と言われてから2ヶ月。桜が咲きはじめた4月4日。

今日だろうと、予感がありました。

お昼ごろニャーと一声鳴き部屋の隅に這って行くと、母と二人で見守るなか、目を見開いて、舌をまるめ、もう一声。

「そんな顔で死んじゃあダメ」泣きながら目をおおると、そのまま目と口を閉じて動かなくなりました。

いつもの、寝顔です。でも、その身体にもう命はありません。

 

何匹ものペットと別れてきましたが、最期を看取ったのは初めてです。

壮絶だった2ヶ月あまりの闘病。目の前の死。

 

もう、ネコなんか二度と飼わない・・・。

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ネコは痛みに鈍感って本当ですか?

2015年12月10日 | 日記

今まで通っていた女医さんに、事の次第を報告に行きました。

「もう、来年のワクチンは打ちに来られない、好きなものを食べさせるので

処方してもらってるエサもいりません。」

泣きながら話すと先生も涙ぐみながら聞いてくれました。

やさしい先生です。

 

それに比べるとやっぱり大きな病院の方の若い先生は少し冷たいです。

(旅立ったあとお礼の電話した時も、あ、そうですか、の一言でした。)

3回くらい吐き気止めを貰いにいったんですけど、、、

私達が緩和ケアを望んでいることは途中でわかってくれました。

それで、動物達にはそういう考え方はないと教えてくれたのです。

苦しますのがイヤなら安楽死ですよ、と。

「ただ、ネコは本来狩猟する生き物なので、常にケガをするでしょう?

 痛みには人間より鈍感にできてます。

 私達が想像するような末期がんの痛みは感じないですよ」

 

本当ですか?

ネコがそう言いましたか?

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ネコに緩和ケアはないんだ・・・

2015年12月09日 | 日記

トラ姫に余命宣告がでたわけですが、まあ覚悟はしてました。

ネットで色々調べると、大体の察しはつきますよ。

なんで、こんな診断に半月もかかるのさ。

エコーでわかるって書いてありますよ。

 

一応、先生から、診断が遅れたお詫びの言葉があったので、まあいいです。

それで、先生としては、1ヶ月半の余命を半年に延ばすべく治療の提案があったのですが、お断りしました。

吐き気止めだけもらいます。

家族会議の結果、たとえば胃潰瘍とか、治る見込みのあるものなら手術でも何でもここで受けさせる。

一生の持病になっても、命にかかわらないなら近所の病院に戻って通院。

最悪、癌ならもう長く苦しめる事はないので無駄な治療はしない。

と決めてありました。

 

その時私達の頭にあったのはホスピスのように、苦痛だけ取り除く緩和ケアです。

でも・・ペットにその考え方はないのですね。

あるのは治療か安楽死です。(安楽死は、ちょっと抵抗があります。)

治療も安楽死も選択しない、私達はただ放置するひどい飼い主に見えたでしょう。

その後の病院の対応はとても冷ややかでした。

 

違うんです、先生。

爪も延ばしっぱなしの薄汚いネコですが、噛み付きネコで懐いてもいませんが

私達、この子を見捨てていません。

お願いですから、モルヒネか何かこの子に痛み止めを下さい。

 

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大変な病気がひそんでいた。

2015年12月08日 | 日記

トラ姫の異変に気づいたのは11月頃。

ネコはもともとよく吐く生き物ですが、ちょっと様子がおかしいのです。

吐くものがいつもと違うっていうか・・・

とにかく、変なのですよ。ごはんもあまり食べません。

それで、病院に連れてったんですが、今度の先生、

「この子噛み付くよねー。口の中見たいけど」

はいはい、私が口開けさせます。グギギ~痛たた

「まあ、吐くって言っても猫だしねぇ」

ネコですよぉ。ここ、動物病院ですよぉ。

う~ん、ここで大丈夫かな?

 

ところが、この先生なかなかいい先生でして・・・

お高いサプリメントをお値打ちに小分けしてくれたり、とても親切です。

おかげで、ごはんは食べるようになりました。

でも、吐くのはだんだんひどくなります。

 

年明けて1月半ば、

市内では大きくて設備のある病院に行ってみることにしました。

若い先生が診てくれたのですが、どうも要領をえません。

色々レントゲンや、エコーで調べても悪いとこ、ないって言うんです。

半月もかかり、最終的に入院してバリウム検査をして見つかった病気は・・・

悪性のリンパ種です。

余命宣告がありました。トラ姫はあと1ヶ月半の命だそうです。

 

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動物病院探し

2015年12月07日 | 日記

それから2,3年たって、主治医の先生が亡くなりました。

残念です。

本当に信頼のおける先生で代々の犬、猫達がお世話になりました。

ご冥福をお祈りします。

 

トラ姫は療養食ですから、すぐに獣医さんを探さねばなりません。

閉院するにあたり、他の病院を紹介してもらえるのですが、

少し遠いのです。

母も年をとったので、車の免許は返納する予定ですから

なるべく近く、自転車でも通えるところ・・

ありました、近くに。

自転車のかごにネコを入れて通えそう。

民家の一室で趣味のように開けている病院です。

出てきたのは、普通の主婦って感じのエプロン姿の女医さんでした。

ノラ猫を保護しては避妊や去勢して里親を探しているような、

猫好きの先生です。

トラ姫はこれからここでお世話になります。

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今度は尿路結石

2015年12月06日 | 日記

トラ姫が尿路結石になりました。

市販されてるカリカリフードを食べていると、石ができやすいのです。

知りませんでした・・・

 

ネコはもともとが砂漠の生き物なので、

水分をあまりとらず、腎臓系が弱いのですってね。

それで、しろにゃん(3匹めのネコ)のように

おかかごはんやちくわで育てていると腎臓をやられ、

市販のカリカリフードは石ができる・・・と。

缶詰のようなウェットフードなら大丈夫らしいです。

うちは安物のカリカリなので、×ですね。

う~ん、貧乏人は猫飼ってはイカンなあ・・・

 

そんなわけで、トラ姫には療養食が処方されました。

毎月病院に買いに行きます。

おかげで、大事にいたらずにすみました。

ちなみに、私もよく腎臓に結石できます。

カリカリキャットフードは食べてませんけど。

 

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