「他者への依存も依存症の一種なんだ」というのは大きな発見で、個人的な感想ではあるのだけど実感として腑に落ちた。
以前、人間ドックで血液検査に引っ掛かっかり栄養指導を受けた時の「何故食べるのか」に向き合った時と似ていた。嗜好品は食べなくても栄養に問題はないのに「悪影響があるとわかっていて何故止められないのか」、そこに依存があったのだと気付いた時は衝撃だった。寂しさや怒りや苦しさを誤魔化す為に食べていた食事を見直し、長期的な目標を掲げてスモールステップで食事を見直し結果を出せた。
「なぜ他者依存をするのか」に気付けたのだから、きっと同じ様に結果を出せると思う。寂しい苦しいイライラした時に他者に依存して肯定や安心感を得ようとしていたのなら、そんな心持の時に「(他者を使う前に)自分で自己を肯定して」安心すればいいのだ。自分に「いい依存」をする分には誰の迷惑にもならないのだから。
他者依存には悪影響がある。菓子や酒などの物質とは違い対象自体がコントロールできないものだ、そして依存はエスカレートする。コントロールできない他者と未熟な自分とで、対人関係に困難を抱えて結果的に苦しくなるのは当然だ。過剰摂取した結果肥満や肝硬変など身体の病気になるように、心が病気になるのだ。
強く心をもって他者依存に取り組もうと思う。「他人がどうであっても気にしない」「自分は自分」そんな当たり前の事に今やっと取り組もうとしている。頑張れ私。