本願寺月光蟲です。
音楽は昔からかなり好きです。
レンタルレコード時代、VHS時代からcdレンタル~DVD、HDDレコーダーの時代へ。
いちいち横から入ってくるのはJASRACですね。
著作権を管理する団体なわけですが、昔から「ヤクザな団体」とか「不透明な金の流れ」「コピー防止のために凄まじい執念」この3つが話題になりますね。
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最近ここのブログでも納得する文章が書かれていましたので法律等気になる方はぜひご一読を。
ふざけるな。JASRACなどの著作権団体、パソコンやHDDレコーダーからの私的複製補償金の徴収を主張
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私も少し思う事を。
ただ、法律やモラルについては詳しい人ではないのでこの問題を詳しく知りたい方は詳しいサイトがくさるほどあるのでぜひ勉強してみてくださいね^^
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ただの音楽好きから考えるJASRACの話ですので。
でですね、私は子供の頃コピーが好きだったんで色々コピーしてたんです。
「個人複製は合法」であるわけです。
ここ数年でネットの登場により著作権の概念が変わりつつある中、JASRACはますますおかしいことになっている。
はじめに言っておきますが、私はJASRACのような団体ってか会社は必要だと思っています。
ちゃんとしてるならね。
JASRACは非常にクセのある団体で、レコード屋店主やライブハウスの店主と話してももうとにかくぼろくそ。
とにかくライブハウスには凄まじく評判が悪い。
だが、ミュージシャンやアニメ制作者や映画製作者もぶつぶつ言ってるわりには文句をあまり言わない。
やはり、JASRACの恩恵も少なからずあるわけなのは想像がつきます。
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まず、コピーに対しての問題ですが、
私的複製は合法なはずなのに市販のDVDをダビングする際、データを抜き出そうとする際コピーガードがかかっている。
このコピーガードを除去すると違法。コピーコントロールcdも同じ。
私的複製は合法なのにそれ以前に違法。
だが、問題はTSUTAYAとかには空のcd-R、空のDVD-Rが平然と売られている。
建前は「何かにどうぞ」なんだろうけど買う人はコピー目的なわけで、TSUTAYAもJASRACも足並みが全くそろってない。
で、JASRACがおかしいのは「音楽用cd-R」の値段に保証料をとっているということだ。
わからない?
ようは、「ダビングされるのを予想して音楽用cd-Rから少し金をとっている」ということ。
ダビングすんな、とか言っておいて、されたときのために空のcd-Rを売っているメーカーから金をとっている。
もっと細かく言うと、音楽用cd-Rと書いてないcd-Rあるでしょ?そこからはJASRACは金をとってないということなんだよ。
パソコンショップにある空のCD-Rのパッケージの裏には「このcd-Rでは音楽用cdは作れません」みたいな事が書いてある。
これは大嘘です。
ようは同じものなんだよ。だからもちろん音楽cdが作れる。
これ、案外知らない人多いんだよ。
ようはですね、TSUTAYAとかにおいてあるcd-Rは「音楽どうせコピーすんだろ?じゃあ著作権のために先にcd-Rの値段に上乗せしとくわ」ということ。
メーカーのcd-R+JASRAC=店頭でのcd-Rの値段
なわけ。
だが、「音楽用cd-R」も「そこらへんのcd-r」も実は中身が同じなわけで、この理論がわからない人達から金をとっている。
ここで「音楽用cd-R」に自分のPCの年賀状データを入れた場合、著作権なんか関係ないのにJASRACに金がいくらか入ってるわけです。
なんなんだよ、これ。
「著作権を侵害してなくてもJASRACは金を徴収している」し「そのお金がユーザーに戻す意志もない」、そして「勝手にお前が払っただけじゃん」というのがJASRACのやり方。
コピーはコピーコントロールをはずした段階で違法なわけでしょ?
なら建前としてコピーする人はいないということだよ。
それなのにcd-Rを買うと何故JASRACに金が入るわけ?コピー禁止なんでしょ??
何でコピーしないのにJASRACは金を強引にとるのだ?
ヤクザなんですか?
ということ。
まあ、少し意地悪に書いてしまったが、コピーするんだろうから補償金払えという事なんだろうけど。
一方的すぎだろう。
そもそもcd-Rにみんながみんな音楽入れてるわけないし。
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そしてつい最近話題になった話。
パソコンやスマートフォンなどに搭載されているフラッシュメモリ・ハードディスクのすべてから補償金を取りたいと主張をはじめたのがJASRAC。
スマホ界隈だけでなく「コピー機能」を有する機器やサービスの提供者は、機器かサービスかに関係なく、権利者への「補償金」支払いを義務付けるという制度を作ろうとしている。
コピーするしないは個人の問題がまずあるわけで、
「コピーできる機械や機能があるからと言ったって著作物をコピーしない人もいる」のを全く考えていない(笑)
なんなんだ、これ・・・・。
少し前の話なんだけど、ビデオね、HDDレコーダーのメーカーがアナログチューナー非搭載のDVDレコーダー”に対して自由にコピーができないとの理由から補償金の支払いを拒否したらJASRACが切れて「
金をよこせ、支払わないなら裁判よっ」とか思って裁判開始。
そしたらメーカーが勝ったんだよ。当たり前じゃん。法律の素人すら「むちゃくちゃだ、勝てるわけねえだろ」と思う(笑)。
著作物のデジタルデータをダビングする際コピーガードが入ってて、ダビング以前にコピーガード外したら違法なんでしょ?なら誰もコピーしないわけだし何でJASRACに金を払うの?
というのがメーカーの言い分であり、コレは正しいに決まっている。
JASRACの言い分は多分、「おうおう、録画できる機械で著作物のコピーは違法で無理だけどそれでも金をよこせ」ということである。
ヤクザだったそんな無茶な事いわねえよ。たんにならずものじゃねえかよ(笑)
で、このニュース(暇な時にでも読んでね)↓
「複製機能」を私的録音録画補償金の対象に、権利者団体が提言
前出のブログにも書いてあるんですが、ようは、
2001年には41億円の収入になっていた補償金が、2013年現在は録音補償金が9,400万円、録画補償金が0円となり、著作権団体の懐には9,400万円。
↑もっとわかりやすく言うと、
「アナログチューナーのビデオ機器の時には補償金を強引に取ってたんだけど、デジタルチューナーの録画機器に変わってからダビングは実質不可能になったからお金が入らんじゃないか。よし、今度は【私的複製に供される複製機能のあるものはすべて対象】だ」
「ダビングさせなくしたらしたで金が入らなくなった。今度はコピーできるスマホやgmailの全ての使用者から金を吸い取るぜ。そいつらがコピーしなくてもね」ということである。
もうさ、なんなの?この人達。
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JASRAC問題で恐い話題といえば、ライブハウスである。
JASRACの言い分は凄く、「おうおう、とりあえず金だ」という態度で、
お前の店はコピーバンドもいるだろ?なら1曲1曲に著作権料を払え
お前の店は機材転換中にcd流しているだろ?著作権料を払え
そして過去にさかのぼって請求してくるわけです。
こうなってくると、問題になってるのはジャズのライブハウスやクラシック専門のホールである。
純粋のオリジナル曲なんかないわけです。
そして、普通のライブハウスでもコピーバンドやBGMにも金を払えと。
でもめんどくさいよね?なら簡単な方法の計算方法でいいよ、というわけ。
この計算方法が、(これは詳しい人のサイトで確認してください)、確か
店の面積
たえずソールドアウト状態
営業時間
で計算しろっていうんだよ。
cd流してる時間は確かまた別計算。
おかしいだろ。
毎日客の人数も演奏するバンドの数も違うのに。
これのおかげで地方のライブハウスなんぞ払えるわけがないのでどんどん潰れてんだよ。
ここは何とか払ったけど、計算方法が無茶苦茶だとすぐわかるジャズ喫茶の方のサイト
↓
昨年7、9月調停2回不調。仮処分申請後12、1、2、3月2回の地裁審尋での結果
↑
なんだかいやあな空気に。
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で、最後に。
問題は・・・・・・・
「我々が払った金は本当に著作権者に払われているのか?」という事でもあります。
爆風スランプの方がJASRACと喧嘩をしている。
ライブハウスでも経営してるので問題は深刻だと言っている
この問題は根深いし、昔から大問題だと思ってますが、
例えば、ライブハウスで1枚アルバムを流す→ライブハウスは毎月一定の著作権料を払っている→このお金の一部がアルバムを出したバンドマンに本当にわたってるかはかなり不透明ってかもらってない声が多数あり
cdが1枚売れたら印税は入るみたいだが、ライブハウスで流された分のお金は払われてないわけ。
そのくせ金を徴収しようとするわけだ。
あとは、コピーバンドもいるわけで、ライブハウスはこれらのバンドの分もお金を支払ってるわけだが、コピーバンドが演奏しても元のバンドにお金が入ってるわけがない、というのがポイント。
これがテレビなどで流れるとちゃんと入ってくるみたいだが、ライブハウスの分は不透明なわけです。
コピーバンドなんかライブハウスにうじゃうじゃいるわけ。
だが、「俺のコピーバンドが全国にうじゃうじゃいてJASRACから凄い金額が振り込まれてくるんだよ。うひょーーーー」とか言ってるミュージシャンは観た事もきいたこともない。
それなのにJASRACは延々と金をライブハウスから徴収しているわけです。
いや、だから、、、そのお金、著作権者に分配はどうなってんだよ。
日本全国のジャズ関連のライブハウスが全店金を払ったとしたら元のジャズミュージシャンは億万長者どこじゃないわけだが、ジャズミュージシャンが大金持ちになったという話もてんできかねえよ。
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法律に詳しくなさすぎなんですが、ミーハー気分でもこの団体には問題がありすぎなんだよね。
ヤクザってかチンピラに近い気がする。
なんでもかんでも金をよこせ、メーカーだけに負担させるとわりぃから知識のない国民から少しずつとればいいさ、みたいな感覚がどうしても嫌です。
適正な組織であれば必要な団体だと思いますが、著作権を守る建前で異常な金儲けは搾取以外なにものでもないわけだし。
なんなんだろう、これ・・・この矛盾の団体。