6月6日()
それは突然4人を襲った、、、
にこやかなガイド、詳しいチェジュの暮らしの説明(もちろんJ君通訳)に4人はミンソクチョン(民族村)を楽しんでいた。客を楽しませる話しぶりは言葉がわからなくとも伝わってくる。痒いところに手が届くように、気がつけば、男女仲良く写真におさめるガイド、、ただものじゃないわね、、、この人。こんな小さな民族村には惜しい人材だわ、、と思ったまだむだが、一抹の不安が胸をよぎる。そういえば、、私達、、入場料を支払ってないけど、、はっ!
まさか、、後払いで高額請求?(ドクンドクン←動悸)でも、こんなよさそうな人がそんなこと、、と注意深くガイドを観察していたまだむは、あることに気づき不安から疑惑へ。おかしい、、なぜ?そっちへ進むの?
そこは、、さっき通ったはず、、ああ!あの小屋、あの小屋だけ入らなかったのよね、どうしていまさら、、、と故意にガイドとは違う方向へ進むまだむに
にこやかに手招きするガイド(ドクンドクン)、、3人はそのガイドに素直にしたがっている。
ダメよっ なにかがあそこにいるに違いないわっ!と叫ぼうとしたその時っ!無情にもその扉は開かれ、まだむを除く3人が呑み込まれていったのだ!
助けるのよっ今いくわぁーーとまだむが飛び込んだ先にあったものとはぁ???
*****回想終了*****
ええ、、ありましたとも、、、お土産販売コーナーがっ!
引き気味の4人を察知したガイドさん、にこやかな笑顔でパタンっと扉を閉めたってどうよ?
唯一の韓国人、韓国語スピーカーJ君でも抗えなかったガイドさんの屈託のない笑顔。宅のだーりんも薄々は気がついていたようざんすが、スムーズな案内につい乗せられ完敗。だーりん:「いや~あっぱれ!なにかひとつ買いましょう」だと、、、負け惜しみだーりんめ。
それで購入したのが、、 ←これ 五味子シロップ(スプーン付)
五味子という木の実はチェジュ島以外でも採れるけど、実が小さく赤い、でもチェジュのハルランサン(漢拏山)で収穫される実は大粒で黒く、効能もアップらしい。ガイドさんの言うことにゃ、頭痛、喉の痛みに抜群に効くそうなので、クーラー負けのまだむにはぴったりざんすっ!
楽しい罠にはまり大笑いでミンソクチョンを後にした車中で、、、J君:「私、あのミンソクチョンをつい最近韓国のテレビで見ました~。関係ないものを売りつけるって、問題になってたんですよ~」
:「うがぁ!きみ~そういうことは早くおもいだしてくれたまえざんすっ!」
と、J君が攻められたのはいうまでもないが、
ホテルまでの帰路、大きくて立派なミンソクチョンが出現するたびに、
「あ、、また罠がありましたよ~」(一軒目余裕)
「これもTRAPに違いありません!」(二軒目動揺)
「こんなたくさんあるのに、どうしてあの民族村にはいったんだぁ!」(三軒目トラウマ確実)
と、すべてのミンソクチョンを彼が素通りしたことはいうまでもな~い。 ←特別出演 優秀販売ガイドさんと
まだむ
←皆様も罠にはまったと思ってぽちっ!
いつも応援ありがとうございます。
★あとがき★
民族村の写真に写っている石像はトルハルバンと呼ばれ、チェジュの村々に立つ守り神的存在。
鼻をなでると男の子に恵まれ、頭をなでると賢い子に恵まれると言われる。チェジュは女人の島と言われ、昔は男性が少なかったため、よその島や本土から花婿として男性を迎え、それはそれは大切にしたんだって。海の漁も畑仕事もすべて女性がやって、子供を授かっても、お乳以外の世話は家にいる男性がみていたとのこと。あ、、うちの田舎にも同じような話があるわっ!と不思議な気持ちになったまだむ。
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