あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

牛乳

2018-05-07 23:25:46 | コラム

三十路を過ぎて少し経つけど、牛乳が好きだ。朝に飲むと昼を待たずに腹がゴロゴロしてくるデメリットを差し引いても好きだ。

言う程健康には良くないと一部意見が出ているけれど、私は別に健康の為に飲んでいる訳でなく、ただ嗜好品として飲んでいるので誰に文句を言われる筋合いはない。アルコールを未だにうまいと思えないのも、これを飲んでいる為に舌がなじんでいないのではないかと考える。悪く言えばお子様舌だが、それはそれで不都合はない。

今話題の某メンバーよろしく、世の中アルコールによる失敗が非常に多い。アルコール依存症は根治させるのが難しく、重症になると一生付き合っていかなくてはいけないらしいではないか。酒は文化であり、法律で規制するのは乱暴な話だ。ならば根本的な解決策として、お酒を美味しいと感じない食生活を推奨してはどうだろうか。ここで牛乳の登場だ。

乳は子どもの飲み物、お酒は大人の飲み物という点で、そもそもふたつは対極にある。のんべぇは甘いものが嫌いともいうが、牛乳は甘い。牛乳を子どもの頃から飲ませ続ければ、舌がお酒を受け付けないんじゃなかろうか。最近牛乳にご飯は合わないからとかいう理由で学校給食から牛乳が姿を消していると聞いた。いやいやいや。合うから。いっそ政府の施策として牛乳摂取を推し進めて将来お酒に溺れる人を減らすべきだ。牛乳万歳。

ただひとつ気になることがある。最近ごはんにシチューをかけるとかいうCMが流れているではないか。

それは暴挙だ。

牛乳肯定派の私でもそれは勘弁願いたい。乳製品とは言え、シチューはそれ単品で料理として完成している。そこにごはん?ないっすわー。

そんな考えの私だが、先日ケータリングで弁当を注文したらおかずにシチューが付いてきた。もちろん主食は白飯。そこまでこの邪な流れは普及していたというのか。誰か声を上げないのだろうか。シチューに白飯は合わないと。現在様々なハラスメントがあるけれど、自分の食べたい食べ方を封じて他人に食べ方を強要されるのも立派なハラスメントとして成立するんじゃないだろうか。名づけて「フードハラスメント」。略してフーハラ。鍋奉行もフーハラ。から揚げにレモンをかけるのもフーハラ。焼き鳥の串を外すのもフーハラ。とりあえず一杯目にビールを注文する流れもフーハラ。アレルギー持ちの人に該当食品を食べるように強要するのもフーハラ。これは普通に駄目か。

おお、どんどん社会が住みやすくなっていく。この言葉を流行させよう。そしてその暁に、一人牛乳で祝杯をあげることにしよう。

 


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