あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

空を自由に飛びたいな 

2018-06-18 22:51:24 | コラム

何の為に仕事をしているのかと考えると気が滅入る。もっとシンプルに、パズルを解く感覚で仕事を進めれば楽になる。あまりやりがいを求めても仕方がない。仕事に自分の存在理由を求めてはいけない。与えられた仕事なんて所詮、他人が各々の都合で設定したものだ。時間内に、立場上、やれることは限られる。会社に求められることと自分が求めているものが同じなんて考えるのが間違いだ。仕事がうまくできるようになればなるほど、やれることは増えていく。発言できる。行動できる。影響を与える場が増えていく。その中で改めて自己欲求を満たせばいいだけのこと。

仕事は楽しんでやれたもの勝ちだ、なんて言うけれど、そもそも仕事とはゲームなんだから楽しむのが本来の形なんだ。そんなに重い理由で続けるほどのことじゃない。仕事で命を削られるなんて馬鹿げている。生きる為に金を稼ぐのに、これじゃ逆じゃないですか。まったく変な感じ。やらなければいけないことがあるとして、誰にとってやらなければいけないことなのか。それを設定した人は、ちゃんと現場の人間のことを考えていてくれてますか?残念ながら、人は皆いい人って訳じゃない。自分の中にない行動原理で動く人がたくさんだ。本質的に理解しあえないと理解たうえで寛容にならないといけない。でも職場の邪魔になるんだったら受け入れている場合じゃないんだよね。中庸って難しい。

話は変わって、夏目漱石の「吾輩は猫である」をKindleで読んだ。電子書籍はかさばらなくて好きだが、欠点がひとつ。どの位のページ数があるのか一目でわからない。国語の教科書に使われているくらいだし、そんな大したページ数ないのかなと思って読み始めたが、なかなか読み終わらない。聞きなれない言葉遣いが多くて難儀したが、綺麗な文体に引っ張られて何とか読み切った。後で本屋で確認したら文庫版で500ページ位あった。案外分厚かったのね。物語の雰囲気がドラえもんに似ていたのが気になった。先生の頓馬な姿を淡々と観察する猫が、のび太とドラえもんの姿と被った。藤子不二雄先生も影響を受けていたような感じがする。


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