「何故雨が降った」
「最近ゲリラ豪雨が多いですよね。今年は例年以上にお天道様の動きが読めません。局所的に雹が降って農産物の被害も甚大な様です」
「いやいや。それはそれで大変だがそうじゃない。これを見ろ」
「・・・海水パンツですね」
「そう、昨日買ったばかりの新品だ」
「男ものの水着を誇らしげに見せつけられても。そっち方面の趣味はありません」
「わからないか?プール開きだ」
「ああ、市民プールが今週の土曜日から営業始めましたね」
「この日に備えてせっかく準備したのに!この雨じゃ泳げないじゃないか」
「泳げばいいじゃないですか。この雨の中でも」
「さすがにそこまでアホをアピールできませんよ?監視員さんもいい迷惑だ」
「しかしピッチピチですねこの水着」
「そう、競泳用!」
「背伸びしすぎじゃないですか?もっと無難なの買えばよかったんじゃ・・」
「去年そう思って買ったのがこちらだ」
「なんであるんですか。ああ、トランクスタイプですか」
「去年履いてみたんだけどさ、水の抵抗受けまくって泳ぎづらかったんだよね」
「まあ、本格的に泳ぐというより海水浴でのほほんと楽しむ人用という気はしますね」
「だろう?だから今年はこのスポーティーな水着で攻めの水泳を見せてやる」
「お願いですから変な目で見られる行動は謹んでくださいね」
「お前俺を何だと思ってるんだ。とりあえず今週末は雨が続いてしまったからプールは来週に持ち越しだな」
「海水浴で思ったんですが、今年は海に行く予定は無いんですか?」
「海は・・・広いな」
「大きいな」
「そして・・・深いな」
「怖いんですか」
「違います。最近日本近海で人食いサメが泳いでるとか言うじゃない?」
「怖いんじゃないですか」
「怖くないです。警戒してるんです」
「サメが嫌だと」
「サメはね・・・もうサメって言葉を見るだけで嫌だ」
「重症ですか」
「掘りごたつに入ってると、サメが足に寄って来る妄想が湧いて怖かった時期がありました」
「重症ですね」
「汲み取り式便所に入った時も以下同文」
「それじゃ仕方ないですね。プールで我慢しましょう」
「プールに入ってるとさ、潜水してる時に思いっきり鼻から息を吸いたくなる衝動に駆られない?」
「ごめんなさい駆られません」
「俺だけじゃないはずだ・・・。あれ、そもそもお前泳げるの?」
「泳げますよ。岩手県南のトビウオとは私の事です」
「例えが古い古い」
「海には泳ぐよりももっぱら釣りに行きますね」
「あー、ちょくちょく釣った魚をおすそ分けしてるよな」
「ええ、釣果を皆さんに伝えるのがちょっとした快感です」
「あれさ、寄生虫とかいないの?」
「淡水魚よりは安全と言います。どうしても気になるのなら煮るなり焼くなりすればよろしいかと」
「お前の釣ってくる魚はなんかグロテスクなのばっかりだ」
「見た目が悪い程おいしいんです!今度行きましょう、魚釣り」
「嫌だよ」
「以前やってた時期があったでしょう?」
「友達の付き合いでやったけど、性に合わん。前に気仙沼で釣りした時は針がズボンに引っかかって抜きとる作業だけで一日が終わってしまった」
「それは性に合わない以前の問題です」
「とにかく釣りは結構だ。あー泳ぎたい」
「私の庭に池がありますが?」
「あるから何だ」
「大丈夫。屋根付きです」
「そういう問題じゃない」
「最近ゲリラ豪雨が多いですよね。今年は例年以上にお天道様の動きが読めません。局所的に雹が降って農産物の被害も甚大な様です」
「いやいや。それはそれで大変だがそうじゃない。これを見ろ」
「・・・海水パンツですね」
「そう、昨日買ったばかりの新品だ」
「男ものの水着を誇らしげに見せつけられても。そっち方面の趣味はありません」
「わからないか?プール開きだ」
「ああ、市民プールが今週の土曜日から営業始めましたね」
「この日に備えてせっかく準備したのに!この雨じゃ泳げないじゃないか」
「泳げばいいじゃないですか。この雨の中でも」
「さすがにそこまでアホをアピールできませんよ?監視員さんもいい迷惑だ」
「しかしピッチピチですねこの水着」
「そう、競泳用!」
「背伸びしすぎじゃないですか?もっと無難なの買えばよかったんじゃ・・」
「去年そう思って買ったのがこちらだ」
「なんであるんですか。ああ、トランクスタイプですか」
「去年履いてみたんだけどさ、水の抵抗受けまくって泳ぎづらかったんだよね」
「まあ、本格的に泳ぐというより海水浴でのほほんと楽しむ人用という気はしますね」
「だろう?だから今年はこのスポーティーな水着で攻めの水泳を見せてやる」
「お願いですから変な目で見られる行動は謹んでくださいね」
「お前俺を何だと思ってるんだ。とりあえず今週末は雨が続いてしまったからプールは来週に持ち越しだな」
「海水浴で思ったんですが、今年は海に行く予定は無いんですか?」
「海は・・・広いな」
「大きいな」
「そして・・・深いな」
「怖いんですか」
「違います。最近日本近海で人食いサメが泳いでるとか言うじゃない?」
「怖いんじゃないですか」
「怖くないです。警戒してるんです」
「サメが嫌だと」
「サメはね・・・もうサメって言葉を見るだけで嫌だ」
「重症ですか」
「掘りごたつに入ってると、サメが足に寄って来る妄想が湧いて怖かった時期がありました」
「重症ですね」
「汲み取り式便所に入った時も以下同文」
「それじゃ仕方ないですね。プールで我慢しましょう」
「プールに入ってるとさ、潜水してる時に思いっきり鼻から息を吸いたくなる衝動に駆られない?」
「ごめんなさい駆られません」
「俺だけじゃないはずだ・・・。あれ、そもそもお前泳げるの?」
「泳げますよ。岩手県南のトビウオとは私の事です」
「例えが古い古い」
「海には泳ぐよりももっぱら釣りに行きますね」
「あー、ちょくちょく釣った魚をおすそ分けしてるよな」
「ええ、釣果を皆さんに伝えるのがちょっとした快感です」
「あれさ、寄生虫とかいないの?」
「淡水魚よりは安全と言います。どうしても気になるのなら煮るなり焼くなりすればよろしいかと」
「お前の釣ってくる魚はなんかグロテスクなのばっかりだ」
「見た目が悪い程おいしいんです!今度行きましょう、魚釣り」
「嫌だよ」
「以前やってた時期があったでしょう?」
「友達の付き合いでやったけど、性に合わん。前に気仙沼で釣りした時は針がズボンに引っかかって抜きとる作業だけで一日が終わってしまった」
「それは性に合わない以前の問題です」
「とにかく釣りは結構だ。あー泳ぎたい」
「私の庭に池がありますが?」
「あるから何だ」
「大丈夫。屋根付きです」
「そういう問題じゃない」
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