集中の仕方

考え事をする際に、指先をこめかみや眉間、顎等に当てる癖がある。ドラマに出てくる知性派な登場人物の影響を受けていると言えばそれまでなんだけど、実際集中しやすい。なんでか気になったので、真面目にざっくり考えてみる。
仮説１．浮き出ている血管を抑えて血流を止め、一気に脳内に流し込む事で頭が回転する説。却下。こめかみ部分以外の説明がつかない。健康的でない。実際にこめかみを強く押さえつけてみたら頭が痛くなった。とても集中する作用は無い。
仮説２．体の不安定な部分、例えば指先を固定する事自体に意味がある説。そもそも考える行為は拡散する意識を一つの所に集中する不自然なものであり、ストレスが付き物だ。ずっと同じ姿勢を保っていると体の血流が悪くなるために貧乏揺すりをする、といった事と似た様に、頭を動かし続けると体が手持無沙汰になって意識が体全体に拡散していく。それを防ぐ為に、体の末端部分を固定し、体全体を一つの塊として脳内でシンプルに処理する。これにより考える作業のみに意識を向かわせる。ああ、こっちは腑に落ちた。体の固定が集中を助ける、かもしれない、とすれば色々応用できるかも。ちょっとこの数日試してみよう。