あともう少しだけ

日々の出来事綴ります。やらずに後悔よりやって後悔。

価値観の尊重

2015-01-15 21:58:34 | コラム
初対面の人とは調子よく話せるのに、2回目、3回目となると段々話す内容が無くなって会話が続かなくなる。そんな事がよくあった。なんでだろうかと自己分析してみた所、最初は自分の事と相手の事をただ話したり聞いたりしていればよかったのが、次からはその得た情報から会話を発展させなければいけなくなるからだと気付いた。要は会話の種類が変わるのだ。よって最初に相手の観察をする事が肝要になる。あの人は何々が好きだ、こんな事をする人だ、こんなネタを振っても大丈夫そうだ等々とわかっていけば占めたもの。良好な人間関係を構築するには、相手を知る為の努力を惜しんではいけないという観点が抜けていた。そんなの当たり前の事でしょうと突っ込まれるのも仕方ない。
相手を知らない状態から人間関係はスタートする。相手を知ろうと思いながら接触すれば、その過程で共感、もしくは反発し、時には自分をさらけ出しながら、相互に理解を深める事ができる。相手への興味無くして仲良くなることはできない。少なくとも私はそうだ。相手はどんな価値観を持っているのかを知る為に動けば、大きなヘマはしないような気がする。
何故こんな事を書いたのか。なんでだっけ?ああ、フランスで宗教の風刺画が問題になっていたからだった。これも結局相手への無理解が根本にあると思うのだ。相手の嫌な事するな、自分の常識を相手に押し付けるな、なんで嫌がるのか考えろと。
・・・何だか自分に言ってるみたい。
ただ相手が本当に嫌な事をやりたいと言うのなら、それをするだけの理由が自分の中にあるのか自問すべきだ。相手の価値観を否定するのなら反発を受ける覚悟が必要だ。安全圏から大義名分をかざすのは何かずるい。私も安全圏から物を言っているので深くは言わないけれど。

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