あともう少しだけ

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お酒を飲む季節がやってくる

2015-03-11 20:48:59 | コラム
3月の観測史上最大の暴風雪警報が流れる今日この頃だが、刻一刻と春は近づいている。春が近づくという事は、送別会、歓迎会のシーズンが近づくという事だ。つまり酒を飲まなければいけない季節である。ちょっとした憂鬱気分だ。私はお酒があまり好きではない。飲めないのではなく飲まない。アルコールが舌に合わない上に、飲んでも酔わないので楽しくないのだ。酒を飲むより好きなものについて語った方がよほど気分が高揚して饒舌になる。酔いにくい体質が元々備わっているのがそもそもの要因なのだが、それ以上に自分を極度に客観視する自身の悪癖が、どこまでアルコールを入れても理性から手を離さない。飲めば飲むほど「酔っ払ってなるものか」と抵抗してくるのだ。「本能が抑えられない」の様な言い方があるけど、本当に御しがたくて厄介なのは本能よりもむしろ理性だと私は声を大にして言いたい。
いくら飲んでも潰れないという訳ではないが、酔って性格が変わるという訳でもない。私は酔っぱらうと性格が変わる前に眠るのだ。最初からペースを維持して、限界が来たら勝手に就寝。この流れのどこに酒を楽しめる要素があろうか。
勘違いしてほしくないので強調するが、私は決して飲み会が嫌いなのではない。「飲んで気持ちよくなる」という事がわからないのだ。考えても見てほしい。皆が酒飲んで酔っ払って前後不覚になっていく中一人ぽつんと取り残され、無理やり皆のテンションにあわせるしんどさを。一人だけ顔色が変わらない気まずさを。最終的には介抱役にまわる寂しさを。飲み会自体は楽しいのだけど、なんだかな、と。それでも一次会はいい。問題は二次会だ。二次会では女の子のいる店に行く事が多いのだけど、そこで注文率が高いのが焼酎だ。酒は色々飲めるけど、こればかりは無理だ。匂いが学校にあったアルコールランプそのもので「これは飲み物じゃない」と私のセンサーが警告を発する。舌がお子様なのかもしれない。確かに酒より牛乳の方がよほど好きだ。乳製品全般、特に飲むヨーグルトが世界で一番好きな飲み物かもしれない。そう言えばアルコールでもマッコリは比較的普通に飲める。あと激甘のワイン。ここら辺は素直においしいと言える。けど職場の飲み会では頼みづらい部類だ。
やはり今度の飲み会も、日本酒を頼んでちびちび飲む作戦、通称「『おい飲んでるか!?』『はい飲んでます』『おお、日本酒か、いけるクチだねぇ!』」作戦でいくとしよう。これなら結局飲んでなくても案外ばれない。ペースを上げ過ぎると潰れてしまうもろ刃の刃ではあるけれど。あと相手が日本酒好きだとたくさん注がれる危険性があるので要注意だ。

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