亀と鴎の挑戦

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【自然と湧き上がる】第3節 藤枝-大分【情熱】

2024-03-11 22:13:04 | トリニータ2024

 

待ちに待った今シーズン初勝利!

正直な話、今シーズンが開幕してからずっとDAZN観戦でしたがいまいちモチベーションが上がらずにいました。そろそろ情熱が冷めてきているのかなと少し焦りを感じましたが、現地観戦したら自然と情熱が沸き上がってきました。やはり現地観戦しないとだめですね。

そんなわけで浮かれ気分のレポートをお送りします。時系列は前後しまくりですが、なるべく多くの選手にフォーカスするようにしました。長文になってしまいましたがご容赦ください。

 

 

 

 

 

まず、今年のチームで掲げている「攻守シームレス」について。早く奪って手数をかけずにゴールに迫るというコンセプトでチーム作りを行っているが、試合中継を見る限りでは意識して取り組んでいるようには見えてこなかったというのが素直な感想。開幕してからモチベーションが上がらないのはそういった面もあるのかなと思っていましたが、3/9のトリテン(有料記事)の中川のインタビューを見て色々と現状がわかった気がしました。まだまだ完成までには時間はかかるし、時間をかけたからといって完成する保証なんてない。それでも完成に向けての方向性は決して間違っていないのかなと藤枝戦で感じることができました。

トリテンで長文で語っていたことから、ピッチにいる選手の中でもっともシームレスを体現できていたのは中川でした。ただ中川だけが体現するだけでは完成するわけもなく、連動して選手がついてこないと厚みのある攻撃は仕掛けられないし、得点の可能性は低くなる。もちろん連動して動くことでスペースに空きができ、カウンターを食らうことも覚悟しなければならない。ちょっとカウンターのところを気にしすぎなのかなというところは守備陣全体で感じたので、中盤で支配される場面は多かったという印象を受けました。勝利という結果を残せていなかったので慎重になるのは仕方ないと思っていたが、結果がついてきたことで完成にこだわりやすくなるのかなと期待しています。

シームレス化を積極的に進めていくと、逆に伊佐と野村が活かしづらい世界になっていくのかなと心配している。伊佐は中川同様にチェイスしてくれて助かる部分はあるが、それよりも前線で収められずロストする場面が多くみられた。これまで通りチェイスしてほしいと思う反面、やはり最前線の選手として得点を奪う動きにパワーを注いでほしいという想いはある。もちろんそれは伊佐に得点を記録してほしいという想いもあるし、何ならアシストでもよい。

野村はこの試合に限っては孤立する場面が多かったので、苛立つ場面もあったのは仕方ないのかなと感じていた。それでもシュートで惜しい場面を演出できたのは、さすがエースといえる。戦術にハマっていなくても、それでも使わせたいと思わせるのが良い選手の証。

 

 

 

開幕してからずっとそうですが、保田がとにかく良い意味で目立っていました。この試合でも決勝ゴールを決めて、試合をこなすごとに成長しているのは見ていて楽しいです。そして保田の成長を近くでサポートする弓場の存在がとてつもなく大きい。保田が判断よく攻守にポジションがとれるのは、弓場がサポートして保田のポジションを埋めているからこそである。弓場からしたら面白くないと思うかもしれないが、そろそろ保田へのマークが厳しくなるので、そうなれば弓場が攻撃に顔を出さなくてはいけなくなる。保田の活躍の分だけ、弓場がおいしい想いができると思うよ。

 

なかなかシュートの意識が薄いなと見ていてもどかしく感じたが、途中出場の有働や渡邉新太が早々にシュートを放ったのを見て、外から見ていて同じくもどかしく感じていたのだろうなと思った。こうして即座に見せてくれるのは応援に力が入るし嬉しい。

 

守備の面は、濱田は出場するごとに自信がみなぎっているのが感じ取れます。長野の時も出番はそこそこあったが、やらかす度にシュタルフ監督からスタメンを外されて、そして誰かがまたやらかしてから再び出番を得るみたいなのを繰り返してた印象があったので、それだとGKが成長できる環境にないよなと昨年感じていた。開幕戦で失点に直結するミスはあったものの、それを帳消しにしてお釣りが出るくらいの活躍はこの2試合で見せてくれた。あとは貯金をどんどんと溜めていくのみ。

安藤と藤原のファーストチョイスは納得の人選。ただシームレスサッカーが完成に近づくにつれて、守備へのしわ寄せの機会はおのずと増えてくることが予想される。個の力に頼る場面も多くなるだろうけど、良いプレーは積極的に取り上げていく姿勢でいきたい。

 

 

藤枝は決して悪いサッカーというわけではなかったが、トリニータ同様に誰が点を取るの?状態でしたので、明確なストライカーがいないと厳しいかなと感じました。榎本や梶川といったゲームを作れる選手がいるだけに、矢村の相方となれる選手がいればまた違ってくるのかなと思います。

 

 

藤枝戦に勝利したことで、勝ちも負けもない状況から白星先行となりました。未勝利のまま清水戦となると慎重にならざるを得ない状況になると予想されましたが、これでプレッシャーもなく思い切り戦えると思います。

普通にやっても勝てる保証のないチームなので、相手の出方を窺ってワンチャンスに賭けるよりも、今ある自分たちの形がどこまで通用できるかを出し切ってもらいたい。勝てれば言うまでも無く勢いに乗れるし、負けてもポジティブに改善につなげることができる。

 

 

※ルヴァンカップ北九州戦は見逃し配信を藤枝戦前日に見ました。結果を知ったうえで見るのはモチベーションが上がるはずもありませんが、それでも若手のパフォーマンスは見ておきたいということで120分フルで観ました。

伝えるべきネタがありそうならブログに書こうかと思いましたが、ネガティブな内容だらけになりそうなので止めときました。

 

カスタマーハラスメントについてクラブから発表がありました。選手や関係者もひとりの人間として、暴力・暴言、過剰又は不合理な要求、その他ハラスメント行為を行うべきではないし、許されることではありません。

ただ、うまく進んでいない流れでありながら、批判することなく黙ってついてきてねという姿勢は間違っていると思っていて、クラブを良くしたいという意見については耳の痛い話であっても受け入れてほしいなとは思っている。過剰な要求は無視するスタンスでよいけど(無視できないからこその発信だろうけど...)、30年間サポーターとともにトリニータというブランドを作り上げて育ててきたということもあるので、指摘するべき内容があればちゃんと受け止めて欲しいなと願っている。

おそらく実際は誰も見ていないだろうと思いながら、ネット上に公開してる以上、当ブログもトリニータ関係者に見られている可能性はあるし、いつ見られてもいいような内容しか書いてないつもりでいます。前向きな投げ掛けだけでなく、時にはもう少し頑張ってほしいなという意見も書くことはあります。

例えば背中スポンサーが付いていない現状(背中下に関しては昨年からの継続)に関して、「さっさと営業しろ」と直接リプライするのは問答無用でアウトですが、スポンサーが付かない理由を自分なりに考察するのはセーフ、というか本来のブログの在り方だと思っています。ちなみに私の意見ですが、ネット上(主にX)でのサポーターの盛り上がりをアピールポイントに繋げて、企業側に旨味を持たせるようなプレゼンができればよいと思っています。今もそういったプレゼンはやれているかもしれませんが、大きなお金を動かすには企業側にメリットを感じてもらわないと難しいかもしれません。BtoC企業がユニフォームスポンサーになってくれれば、きっと多くのサポーターのお金が動くことになるでしょうしその時点で旨味を感じていただけることになるでしょう。

万が一、当ブログがカスタマーハラスメントに該当し、試合会場等への入場お断りの通告をクラブから受けた場合は、その時は素直に受け入れてトリニータから身を引くつもりでいます。

ちなみに、上記のカスタマーハラスメントの文章は藤枝戦前に下書きしていたものでした。勝利した後に載せる文ではないと思いつつも、これはこれで伝える必要はあるので消さないでおきました。

 

 

 

★お知らせ★

当ブログでもトリニータ30周年企画をやろうとしていまして、現在アンケートを募っているところです。まだまだ回答を受け付けていますので、お時間がありましたら記入のご協力お願いします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfsaqVCR6DVddXOskm-iWBqEpbwEoyhCW5ymHXy8EfrDZgOzg/viewform?usp=sf_link

概要はこちらを参照ください。

【トリニータ30周年企画】大分県内でトリニータを感じられる場所を教えてください

 

 

じゃこの辺で


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