諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

雉 鳴きて~#

2020-05-26 15:57:52 | 日記・エッセイ・コラム

 

   いずこより 雉子(きぎす)たか鳴く 朝明けの

                見ていた夢が 思い出せない

                                  夢 蔡

 

  シャッターチャンスを逃しました。--(

   この姿勢の次の瞬間ー大きく羽ばたきーー 

   雉は、ケーン ケーーンと張り裂けんばかりに鳴きました。

     ( 雉のバック、枯れ草は、除草剤にてのモノ )

   

   まだ、「 暁を覚えず 」に、何やらの夢を見ておりました。

   この”ケーン ケーン”に起こされたのであります。

   割と近くで、何回も鳴くので、2階ベランダに取りあえず、

   カメラ片手に出ました。

   ( その結果が、上の写真です。ーー )

 

  キジは、早朝には、人の往来がないことを知っているのです。

  それでも、ここは農道です。辺りをうかがいます。

  

   早起きの農家の人が、牛蒡畑を見に来るかもしれない。

    ( マア~、キジは、そんなことを考えません~

           そう考えさせると、面白いかな~~#)とか

 

   構えていると、緊張します。

  一息入れます。気を入れ替えます。

 もう一度、道に出ました。忍び足で進みます。

 ここか 200m足らずには、もう民家があります。

 人間の住まう近くで何をしているのでしょうか。

 

 その時、軽トラックのエンジン音が近づいてきました。

 雉は、やおら飛びました。

 

 100m近く飛んだ後に、身を低くして走りました。

 もう、そこは、利根水系の粕川の土手沿いの 草むらです。

 蔓の長い葛が繁茂し始めております。

 雉は、その草むらの奥へ消えました。

 

    戦(たたか)わず 逃げることなり 雉の術

                傷つけ合いし ことの虚しさ

                                無 才

  折から、TBS・TVで、

        「 逃げるは恥だが役に立つ 」とかいう

        ドラマやっております。

  雉のこと~ではないこと、わかっておりま~す~#

 

  雉が、何で民家の近くに、しばしば現れるかが解りました。

  この続きは、明日にでも致します。

 

 

              ーーーー--<了>----

   

   


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