「叛く」とそこには記して欲しい
組織の剥がれ落ちた楽園 翼に認識番号を振られた天使たちが 朽ちかけたバロックの前...
誕生はまだか、誕生を知っているか、誕生を、誕生のことを
地殻の下で芽を出した植物の憤りなんてものがお前たちに想像できるかい、ただひた...
REBET
バスルームの隅に腰を下ろして、お前は世界が滅びる夢を見てる、古びた壁のタイルの亀...
執行猶予
細かい砂つぶてを一身に受け続けるような目覚め ちぎれる呼吸を統制しようともがき...
三拍子が変拍子(耐えがたい悪臭のワルツ)
生温い血を流しながら踊ろう 取れそうな手首を取りあって踊ろう すでにくす...
宵闇、半端な色味の懐かしい影と紛れ込んだゴブリンの鋭利な指先
上皮が裂けた左手の指にいつか巻きつけた絆創膏の糊の痕、冷たい、冷たい気持は午...
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