ブルースを殺(バラ)せ
鼻歌は ド♯がどうにも上手く出せなくて メロディーは誤植した看板みたいになった で...
気まぐれな時計のリズムはメトロノームでとらえられるのか?
性急で乱雑な、まるで最期の煌めきのようなビートに群がる羽虫のような俺の心音、...
また瞬きがお前を惑わすだろう
死の影を踏みながら咆哮する血液の垂れ流しざまを嘲笑して落陽を迎え、薄い刃物の...
実感は理性的じゃない
雑居ビルの片隅の 空き部屋みたいな光景が 心情として焼き付けられていた 雪の夜 悪...
リズム、グルーブ、その連続
食虫植物が翅を休める虫を絡め取ってゆっくりと飲み込んでいく映像が脳裏でずっと繰り返されていた、一度首を刎ねられてまた繋がれたかのように身体はどこかバランスを欠い...
月世界の旅行者
夜明け前、くすんだ窓ガラスは、まだ覚めやらぬ俺を映し、見覚えのない拳の傷、戯...
好きに羽ばたけばいい、こんな時間じゃ誰も見ていない
煤け、捻れ、特に堪え切れぬことなどないのに、やり切れぬ思いで、真実同士が食...
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