当たり前に去って行くものばかり
突堤の先で 幾人もの人が 風に負けながら釣糸を垂れている 風は渦巻きのように 向...
こころになんかなんの意味もない
こころになんかなんの意味もない 君が幾日かふさぎこんだ後で、キラキラした口紅でグラ...
真実で狂ってる
すごく長い時間、苦しむみたいに啼く鳥が 不吉な予言の訪れを告げるリズムで啼き続けて...
ハイウェイの彼方に砂漠がある
ハイウェイの彼方に砂漠がある、その砂漠の彼方にはきっと世界の終わりがあって キリ...
いつしか見送ってばかりになるのかもしれないね
少しさまざまなものに囚われすぎた午後、二階から見上げた積乱雲の頂点 八百万の総括...
ハウリン・ウルフ
土に汚れた、本物の爪を鳴らして この夜の向こうまで駆けてゆけ俺のオオカミ 誰かがラ...
僕らは空に向かいて二発の銃弾を撃った、それはまるで購いを拒むかの様に
僕らは空に向かいて二発の銃弾を撃った、それはまるで購いを拒むかの様に 何者にも僕...
ゆるやかに動くためすべてそれとすぐに認識することが出来ない
放射状に繁殖するほころびまみれの心の軌跡、ショットガン自殺の後の脳漿みたいな花火 ...
SOUL SANCTUARY
肉塊に染み込み 心臓まで浸透するお前の毒、牙は確かに神経を捕らえていたんだ 様々な...
おかしなことだけれどこだわってもしかたがない
神に祈りを捧げて来たんだ、どこのどんな神かなんて少しも確かめなかった―それをはっ...