出口(許可を取る必要は無い)
少し呆けた調子で右腕を無造作に投げ出しながら、呪文のようにお前はなにかを呟い...
もしか懺悔と呼べるようなものなら
だれかいないか 俺は人間として とうに 終わっちまった ぼんやりとした 夢うつつが ...
ミッドナイト・オイル
空っ風に乗ってすり抜けた 明日の希望の残り香はムーン・シトラス 失意なんて堂々と...
長い長い死のためにしてやれることなんてあまり無い
浅はかな空気にどっぷりと浸かって 騙されたようにその気になって 82階の硬質ガラス...
いたちごっこでフィジカルに許したりなんかしない
何を許そうとしている 何を忘れようとしている 答えを出せるくらい 頭を使っ...
寝床はとうに凍結していた
寝床はとうに凍結していた、オレは百万回分を一回に濃縮還元したタメイキを吐いて ...
すべてリザーブされない(例えば雨の長いスパン)
くらがりで神懸かりな瞬間を待って おざなりなからくりが転がるのを見てた 戯れる...
術式の標的
記憶の陽炎が 燃え盛る 熱の無い炎のように、俺の頬を打つ、おお 死に例えるほどの...
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