気まぐれ日記

気ままに、また、思い出に

神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の驚異の世界展

2018-01-11 | 美術館(キルト展を含む)
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」に出かけて来ました。
始まったばかりなので、人が少なく、ゆっくりじっくり観賞できました。



お目当ては、ヤン・ブリューゲルの「陶製の花瓶に生けられた小さな花束」です。
当時、まだ珍しかったチューリップをはじめとして、季節を問わず、多くの種類の花が描かれています。この時代、シクラメンもあったのですね。




ルドルフ2世が集めたジャンルを問わない、例えば、ダイヤモンドの原石から、イッカクの角、ケプラーやガリレオ・ガリレイの書籍等々あり、なかなか面白かったです。複製ですが、ガリレオ・ガリレイの望遠鏡は、装飾が凝ってました。この複製、渋谷区文化総合センター大和田にあるのですね。


皇帝お気に入りのアルチンボルドやサーフェリー、また寓意の絵画も解説が丁寧でわかりやすかったですよ。

スウェーデンにある皇帝のお気に入りのコレクションもかなり展示されています。



出口辺りで、撮影できるフィリップ・ハースの作品もあります。

左から、春、夏、秋です。



左から、夏、秋、冬です。


















景色が顔になってます。



余談ですが、10月5日から、上野の森美術館で、「フェルメール展」が開催されます。この絵画は、徳島の大塚国際美術館で観ましたが、かなりサイズが小さいためか、日時指定入場制です。良い事です♪