今週の八王子城跡 山城遺構見学は芽吹き前の今が旬です

NPO「八王子城跡三ッ鱗会」主催の太鼓曲輪堀切群の探訪ツアーが開催されました（撮影：15/3/21）。
山城遺構は芽吹きが始まると微細な山襞が若葉でカモフラージュされ見えなくなるので芽吹き前の今が旬です。
太鼓曲輪尾根には戦国時代のままの堀切が５つ、むき出しで残っています。
そのツアーを記載した記事が三ッ鱗会のホームページに掲載されています。
動画も同時にアップされていますので太鼓曲輪の堀切のスケール感が実感としてわかります。
（下の写真は第１堀切）

関連のリンクは次をクリック　太鼓曲輪探訪ツアー

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今週の八王子城跡 そろそろ春がやってきました

ようやく城跡にも春の足音が聞こえる感じです（撮影：15/3/14）。
来城する方々もしだいに多くなってきました。
下を向いて風をさけながら歩いていた人たちも胸をはって颯爽と歩き始めました。
城跡の中の皆さんの動きを見ていてもどことなく晴れやかな雰囲気です。
写真は横浜を中心に集まっているグループで自然に親しむのはもちろん、八王子城についても事前にあらかじめ予習をしていたようです。
御主殿地区をひとわたりめぐって、そして山頂部へ、そのあと富士見台方向へ歩を進めて行きました。
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今週の八王子城山 雲竜（うんりょう）の城、再び

啓蟄（けいちつ）も過ぎたというのに底冷えのする１日でした（撮影：15/3/7）。

昨年の末、雲竜（うんりょう）の城、八王子城という書き出しで記事を起こしました。
立ち位置は違いますが再び雲湧き出る八王子城山（深沢山）の光景です。
左肩斜面の谷筋から湧き出る雲は通称「殿の道」あたりを這い上っているものと思われます。
このとき雲が湧き上がる斜面に身を置くと樹林の中をのたうち回って上る霧（ガス）を見ることができます

関連の記載は次をクリック　雲竜の城、八王子城
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今週の八王子城山 大堀切の祈壇に石仏が・・・・・

どなたの篤志なのでしょうか大堀切の祈壇に石仏が鎮座しています（撮影：15/2/28）。
大堀切は八王子城域の西端に位置し西側からの攻撃に（武田軍など）向けた防衛線に位置します。
その岩盤を切り崩した岩壁に不思議な空間があり筆者が注目してきました。
そこにどなたかが石仏（お地蔵さん）を置いてくれました。
いかにも納得です。
　　次をクリック　大堀切の祈壇


さらにここまで来るときに登ってきた殿の道の４段の石垣の通称「指揮台石」に向かって、やはりどなたかが下のような祈りの証しをしつらえてくれました。
八王子城は歩くたびに往時に思いが巻きもどされる発見があります。
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