Takekida's log

千里の道も一歩から

夏の一日

2008-08-09 23:26:20 | Books
今日は休日出勤。朝は時間的に余裕があったので1時間ほどJog。久しぶりに涼しく快適に走れた。

オリンピックが開幕したものの残念ながら開会式は見逃しました…
やはり自分の力で限界に挑むスポーツというのは非常に美しくだからこそ時代を超えて人をひきつけるのだと思います。だからこそどんなレベルとはいえスポーツだけは歳をとっても体力が続く限りやめたくないと思います。 自分で経験するからこそ世界の舞台に立てる選手ののすごさというのが理解できると思うので…

そんなことを仕事をしながら感じた日でした。

夏といえば文庫フェアとのことで2つばかし小説を。

サンドブレーク (小学館文庫 つ 2-1)
司城 志朗
小学館

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TV局というのは憧れの存在でもありますがそんなTV局でも看板のような報道番組の裏側を描いた1週間という単位で描いた小説。色々と敷かれた伏線が最後で繋がる奥の深い話で楽しめました。
あらすじ・・・
関東テレビの看板ニュース番組「デイウオッチ」プロデューサー降城に非常召集が掛けられた。彼の担当する金曜日のコメンテータと女子アナのスキャンダルが週刊誌で報じられるという。一方でその晩、警察が青年を銃殺するという不可解な事件が起こる。折りしも番組では「日本の警察は大丈夫か」という特集が組まれており警察に情報公開を求める山梨県知事が紹介されていた。



顔のない裸体たち (新潮文庫 ひ 18-8)
平野 啓一郎
新潮社

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梅田望夫さんとの対談、ウェブ人間論にも出てた平野啓一郎さんの代表作で120回の芥川賞受賞作品。 ウェブの発達は誰もが主役になれる可能性を秘めている、そんなことを象徴したような話。「事実は小説より奇なり」といいますがウェブの発達はそんな「奇」を明るみに出させる力もあるのかもしれません。

ごく平凡な女教師・吉田希美子は、ふとしたきっかけで登録した出会い系サイトで知り合った男との行為にのめり込んでいく。男は自分たちの性行為を録画撮影して、インターネットのアダルトサイトに投稿する趣味があった。ネット上を歩き回る淫らな彼女の顔にはモザイクがかかっていて、誰にもわからないはずだった。事件が起きるまでは…。
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