肺がんで入院した、一日中一人ぼっちの奥さんより、電話があった。
抗がん剤治療が行われて、とても苦しく、ただただ痛みに耐えているだけだという。
時々、メールをするがまともに返事がない。オロオロするばかり。
営業畑の当人は、タバコ、スパスパ、パチンコ大好き、最悪のパターンだ。
私の知っている肺がんで倒れた人は、5人の5人とも帰らなかった。
最後は骨に転移し、脳に動き、お迎えが来る。
5歳ほど年上の奥さんは気が気でない、、、、
ただただ、手を合わせて、祈るだけだ。
肺癌の治療成績は不良であり、全体の5年生存率(治療開始から5年間生存している割合)は20%未満です。 手術ができれば40%近くは5年間生存することが出来ますが、手術の対象になる症例は全体の40%に満たず、残りの60%以上は切除不能の進行癌で見つかることが多い