風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ 「維新の会ブーム」の危うさ。by京都大学教授・佐伯啓思(産経新聞)

2012年02月20日 | ☆政治・経済・世の中
今更の話だが、橋下大阪市長は、ツイッターの書き込みで20代や30代の若者の支持が高くなり選挙戦に勝ったそうである。

別の情報では、意外にも自民党もネット上の若者の支持が上昇してきているということだ。民主党どうように自民党も次の選挙では議員数を落とすという新聞等のアンケート調査は、だからあてにならないという説を読んだ。本当なのだろうか。

さて、新聞だが産経の記事は気に入らない記事も多いが、仕方なくとっている。

朝日が面白くないので昨年、一時的にとるのをやめてみた。年末にやはり新聞は必要だと思いなおし、お試しを数社してみた。

東京新聞が断然よいのであるが郵送で取り寄せるしかない。(名古屋までは購読できるようだ。)

他には、毎日が良さそうだったが、活字のインクが薄いので夫が読み辛いというので諦めた。朝日より活字も小さめであるようだ。

読売は論外である。昔、社宅にいたときに販売セールスに来た男がいて、購読を依頼するのを断ってドアを閉めようとしたにも関わらずに、その頃の常套のように片足をサッと入れてきてドアを閉めさせまいとした。

こんな暴力的な販売法に若い新婚の私は激怒した。かなり頭にきて負けまいと相手の靴にかまわず無理やりにドアを引っ張って閉めたことがある。わりかし気丈なのである。

購読をやめた朝日は、確か水曜日にのみ入っていた版だが、特集のGLOBEが凄い。

世界の様々な話題を、掘り下げた取材で伝えるという意欲もあってワクワクする内容も多かった。それだけに夫の意向が強くて購読をやめざるをえなかったのは残念でもある。

という訳で、産経の記事内容にはマ、内容は気に食わないが極論を唱えるやからからも得るものはあるか。反面教師と思って読むかというものが多いが、記者によりけりで、まっとうで優れた内容だと思えるものも稀にある。

今朝の新聞に、【日の蔭りの中で】という連載記事があり、「維新の会ブーム」の危うさ京都大学教授・佐伯啓思という見出しに目をとめた。

読んでみるとよくぞ指摘してくれましたというような、私の気持ちの代弁をしてくれるような内容である。

  
 産経:政治 2012.2.20 03:16 
   ~結局のところ、十数年にわたる「改革」についての功罪がいまだに整理されていないのだ。すべてがうやむやに進行していくのである。グローバル化の功罪、金融自由化の功罪、日本的経営の崩壊の意味、二大政党政治の功罪、小選挙区制やマニフェストの問題、これらの問題を、自民も民主も整理できていない。むろん、マスメディアやジャーナリズムとて同様である。

 この間隙(かんげき)をついて、明治の「革命」を想起させるような「維新革命」が「民意」をえる。フランス革命において、ジャコバン派が一気に勢力を拡張したのは、あらゆる党派が権力抗争に消耗しているときに、権力の空白を縫って、ただ「民衆の友」というスローガンを掲げたジャコバン派に誰もが反対できなくなったからだ、といわれている。むろん、時代も状況も違うがそうなってからでは遅いのだ。(さえき けいし)~ 


資料:「維新中毒」

資料:「作業員の高線量被曝は止むを得ない」橋下市長の定例記者会見

資料:劇団など舞台芸術への助成金も凍結

ここまで文化に無理解なのかね 小泉総理はオペラまで鑑賞して文化好きと言う風なポーズを取り続けたけど



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