本日はスキー場リフト係の意外な一面をご紹介させていただきます。
スキー場のリフトにも様々なタイプがあります。初級者や上級者コースに掛かるリフト、山麓(乗り場)と山頂(降り場)等の違いです。
実際担当してみると、意外と初級者コースに掛かるリフトや山頂(降り場)の係が難しいと感じます。
①初級者コースに掛かるリフト係が難しい訳
初級者コースに掛かるリフトはビギナーやお子さんが大勢乗ってきます。リフトの乗降に不慣れなお客さんが乗り降りするのでサポートが難しいです。
中上級者コースに掛かるリフトに乗ってくるお客さんは大半がリフト乗降に慣れているのでリスクが小さいのです。
②山頂(降り場)のリフト係が難しい訳
山麓の乗り場は雪面が平らなので転倒等のリスクは小さいですが、山頂の降り場は傾斜があり転倒や降り損ない等リスクが大きいのです。
③高速のクワッドリフトより固定式リフトの係が難しい訳
高速のクワッドリフトは乗降し易いよう、乗り場と降り場で減速され超低速になります。
一方、固定式リフトは乗り場と降り場で減速されません。ビギナーやお子さんはかなり速くリフトが動いているように見えると思います。
その中でお客さんがスムーズに乗降していただくようサポートするのは難しいのです。
一見、上級者コースに掛かるリフトや高速リフトの係が難しそうに思いますが、実は逆なのです。
各リフトはそれぞれ特徴があり、一概に言えませんが、総じて初級者コースに掛かる固定式リフトの山頂(降り場)のリフト係が比較的難易度大と感じます。
そんな視点で一度、リフトを見てみてはいかがでしょう。