国立競技場にトラックが残る

　現在建設中の国立競技場。
　オリンピック終了後はトラックがなくなるということでしたが、残るようです。

　朝日新聞デジタルによれば、すでに関係競技団体に連絡がいっているようです。
　当然という感じもします。
　トラックをなくすというのは、
　『球技専用にした方が収益が上がるとして、関係閣僚会議が17年11月に方針を決めた』と同記事に書かれています。
　この判断自体が、どうだったのか…。その時から疑問は感じていました。

　『しかしその後、改修に最大100億円かかるとの試算が出た。さらに、大会後に運営権を民間事業者に売却する現在の計画では、年間30億円の固定資産税がかかる可能性があることもわかった』

　どうして、「その後」にわかるのでしょう?
　17年11月の関係閣僚会議の時にわかっているべきことだと思うけれど。
　関係閣僚会議というのがどういう人たちの会議だったのかわかりませんが、杜撰というのか見通しなしというのか、トラックが残って陸上競技の大会が開催できるのはいいこととして、最初からそうしておけばよかったのにと、あらためて思います。