最近の高齢者の暴走事故でプリウスが多いということで、プリウスのシフト操作方法に問題があるとネットで指摘されています。
Dレンジへ操作する時にブレーキを踏みながら操作するようになっていないことが原因だとするものです。
取説で調べると確かにプリウスはブレーキを踏まなくてもシフトレバーの操作が可能になっています。
同じハイブリッドで最近よく売れている日産のノートe-POWERも取説を調べてみました。こちらはブレーキを踏んでいないと操作できないようです。
ただ、これだけで欠陥があるとするには不十分だと思います。というのもAT車のシフトレバー操作の基本はブレーキを踏みながら操作することが基本だからです。取説にもそう書いてあることがほとんどだと思います。
そうは言っても何か対策は考えられないのでしょうか?
プリウスのようなジョイスティック式の場合はブレーキを踏んでいないかアクセルを踏んでいる時は操作を無効にし、警報音を鳴らす。
一般的なシフトレバーではDレンジへ操作する時にブレーキを踏んでいないかアクセルを踏んでいる時には操作できなくするようにする。
この他にも方法はあると思います。
万が一、暴走し始めた時に同乗者は何かできないか。あります。
1.DレンジからNレンジにする。これだけでスピードは自然に下がります。トランスミッションが破損するかもしれませんが、事故になっても被害を最小限に食い止めることは可能だと思います。
2.できればハザードランプを点灯し、周囲に知らせる。
ジョイスティック式の場合は同乗者が操作可能なレーシングカーのようなキルスイッチがあるといいのですが…