高齢者の暴走対策で東京都が踏み間違い防止機器の取り付け費用の9割を補助するするというニュースは皆さんもご存知だと思います。まあ、黒字団体で財政が豊かな東京都だから可能な話なんですが。
しかし、この踏み間違い対策の機器は低速での踏み間違いに対する機器なんです。ある程度の速度に達してしまえば機能しなくなるのです。
池袋の暴走事故のようなケースでは意味をなさなくなります。踏み間違い対策はメーカー各社ともやっていますし、トヨタは後付けの機器を販売しています。
中速度からの踏み間違い対策はこれからでしょう。普及しているカーナビと連動させて街中では速度を制限することは今でも可能なようですが、どうやら法律の壁があるようです。
国会議員の皆さん、与党の揚げ足取りなどやっている暇があったら、こっちの方にも力をいれてほしいものです。