小鳥栖のお正月はとんでもないお正月になりました。昨日は能登半島で大地震、今日は羽田空港で旅客機と海上保安庁機の事故。
羽田空港の事故は日本航空516便(A350-900900型機、新千歳初羽田行き)が羽田空港に着陸直後に海上保安庁機と衝突(追突?)・炎上しました。516便の乗客・乗員379名は無事に脱出したそうです。が、海上保安庁機は機長は脱出できたものの重症、4名が亡くなり1名が安否不明です。
事故の詳細や原因は不明ですが、信じられない形の事故です。テレビのテレビの映像を見る限り516便は正常に着陸、少し滑走した後に海上保安庁機と衝突したようです。
事故の詳細や原因については運輸安全委員会の調査待ちですね。
現在、羽田空港は閉鎖されており、かなりの便が欠航となっているようです。
【追記】2024年1月3日
日本航空516便と衝突した海上保安庁の機体は羽田航空基地のMA722(DHC -8-300)です。この日は新潟空港へ向けて支援物資輸送の任務についていたようです。
MA722の詳細(Fly TeamのHPより)
機体記号 : JA722A (海上保安庁) 航空機体ガイド | FlyTeam(フライチーム)
機体記号 : JA722A (海上保安庁)に関する登録情報、ニュース記事、航空フォト(飛行機 写真・画像)を確認することができます。FlyTeam(フライチーム)では、航空ファン・飛行...
FlyTeam(フライチーム)
昨夜行われた国土交通省/海上保安庁の記者会見には国土交通省航空局長と海上保安庁次長が出席していました。記者会見では航空関係に疎いと思われる記者がおり、とにかく時系列で管制塔とのやり取りを示せとか言っていましたが、既に運輸安全委員会に事故として通報済みという事で、発表できることは限られていました。
その後行われた日本航空の記者会見でも似たようなやり取りでした。ただ、日本航空は管制官の指示に従って正常に進入、着陸したとの認識を示していました。また、機体の異常などの報告はなかったとも説明していました。
まあ、憶測で記事を書かれたくないですからね。
後、いわゆる専門家が色々と言っていますが、データを元にした話ではないので、憶測の域を出ません。今後は運輸安全委員会の調査を待ちたいと思います。
航空管制はエンルート(航空路)を管制する管制官(いわゆる○○コントロール)、空港周辺の空域を管制する管制官、離着陸を管制する管制官、地上移動を管制する管制官などに分かれています。