日本航空機と海上保安庁機の衝突事故の際に貨物室にいたペット2匹が犠牲になった事で、SNS上ではペットの機内持ち込みに関して議論の的になっているようです。
その中でスターフライヤーではペットの機内持ち込みを有償ですが1便当たり、2匹まで可能になりました。それまで国内線の1路線だけで試験的に行なっていましたが、国内線全路線でペットの機内持ち込みができるようになりました。
ペットの“機内持込”、スターフライヤーが全線拡大も脱出時は「連れて行けません」 SNSで再び論争
中堅航空会社のスターフライヤーは15日、国内線の全路線、全便にペットの機内持込サービスを拡大した。
ITmedia NEWS
そうは言ってもあくまでも機内持ち込み手荷物扱いなので制限があります。
・指定サイズのケージに入る大きさであり、機内でケージから出す事はNGです。餌やりもできません。
・各種の予防接種済みである事。搭乗時に証明書を提示する必要があります。
・緊急避難時には一緒に避難する事はできません。
などがあります。
旅客機内は与圧されていますが、1気圧ではなく約0.8気圧です。動物に与えるストレスは如何なものでしょうか。長時間ケージに閉じ込められるストレスや移動環境のストレスもあるでしょう。また、人によっては動物が苦手な人やアレルギーの人もいます。
ペットは家族の一員というのも理解できますし、旅行に連れて行きたい気持ちも理解できます。しかし、旅客機という大勢の人が利用する閉じられた空間である事も考えていただきたいです。
※スターフライヤー"FLY WITH PET!"のページ