イチゴロー’s Memorandum

日々の出来事、雑感や思いついたことの記録です

改憲を考える ー番外編 ー

2019-05-13 21:34:00 | 日記
北方領土を取り戻すため「戦争したらどうか」と、北方四島にビザ無し渡航した日本維新の会の国会議員が発言し、問題化しそうな雰囲気です。
憲法第九条では国際紛争を解決する手段としての武力行使を禁止しています。このような憲法を無視した国会議員の発言は言語道断です。
 
私は改憲は必要に応じて行うべきと考えていますが、戦争を前提にした改憲には断固として反対します。
日本が自国の生存をかけて自衛権を行使するなら話は別ですが、言い訳が「酒に酔っていての発言だった」と言うのですから呆れてしまいます。
 
酒席での話だからで済むようなものではないでしょう。
 

大津市の事故から安全対策を考える

2019-05-12 19:45:42 | 日記
大津市や池袋の悲惨な事故以来、専門家と称する人達がいろいろなことを言っているようですが、具体性はどこにあるのでしょうか。

高齢者の免許の問題に考え方は色々あります。都市部は公共交通機関が発達しているところが多いように一見したところでは見えますが、地方都市はそうではありません。
やはり車がないと日常の生活に支障をきたすことも多いのです。買い物はネットですればいいと感じる方も多いと思いますが、高齢者にとってネットは敷居が高いのです。
病院はどうするの?というのもあります。自宅近くの個人クリニックを利用していればいいのですが、総合病院を利用している高齢者の方も多いです。実際に総合病院に行くと高齢者の方が非常に多いです。私なんかは若い方の部類に入る感じです。
ご家族が連れてこられる方はいいのですが、ご自身で来なければいけない方は車がどうしても必要になります。
フリーライドを利用するという考え方もありますが、マッチングの問題があります。一つの方法としては国が自治体に補助を出して高齢者専用の巡回バス(小型ワゴン?)を出すことも考えられます。

大津市の事故でもそうなんですが、右直事故が多いですね。私は次のように考えます。
・歩車分離式信号にする。右左折は車だけでなく、歩行者にも注意を払う必要があり、かなり神経を使います。歩車を分離することで右左折に伴う歩行者事故はかなり減らせると思います。
・矢印式信号にする。この場合は信号の基本は赤ですので、矢印が出るまでは動けません。右折となると時間が短いでしょうから無理をして右折しようとする車も出てくることも考えられます。が、直進車が来ないだけでも右折する側にとってはかなり安心できます。
・片側づつ通行する信号に変える。欠点は信号の間隔が長くなってしまうことです。歩車分離式にすると尚更長くなってしまいます。最大の利点は車、歩行者が完全に分離されるので事故が起こりにくくなることです。信号の制御を変えるといっても簡単にいかないであろうことは想像に難くないです。

自動運転システムもいいのですが、完全なものにするためには実証試験が必要ですので、それなりの時間が必要になります。今すぐに実現というわけにはいきません。
綺麗事を言うつもりはありませんが、今できることを考えていくことが肝要なのではないでしょうか。


季節がおかしい

2019-05-11 18:22:03 | 日記
今日は私が住んでいる船橋市もまるで真夏のような28度を記録しました。5月とは思えない気温ですね。
近年は季節が狂っているかのような感じが強くなってきています。地球温暖化の影響でしょうか。気温の変動が激しくなって極端な暑さと寒さが交互に来ています。

今年の夏も厳しい暑さが待っているのでしょうか。



大津市の事故 〜御家族のコメント〜

2019-05-10 08:57:36 | 日記
大津市の事故で亡くなられた子供達の御家族のコメントが滋賀県警を通じて公表されました。
全文を掲載します。なお、亡くなられた子供達の氏名は私の判断により伏させていただきます。

亡くなられた女児の御家族のコメント
青葉の候、各位ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 さる、2019年5月8日滋賀県大津市にて残念な事故が起きました。
 その中で、私どもの娘、○○○○が今回の不慮な事故に巻き込まれ、わずか2年10カ月という短い人生に幕を閉じました。
 レイモンド淡海保育園におかれましては、短い期間ではありましたが娘のかけがえのない笑顔を見守ってくれたことには感謝の意しかなく、今回の事に囚われることなく今後も小さな命に寄り添い、共に歩み続けることを娘もきっと望んでいます。
 私ども家族としても、家族5人で苦楽を共にし、普通に過ごせると思っておりましたので、今回、娘○○の突然の逝去に関しては驚きを隠せず、現実とは思えませんでした。
 しかしながら、今自宅で話をせず、いつも明るく、いたずらっぽい笑顔も見せることもなく、ずっと寝ている娘を見ていると、徐々にではございますが、私どもとしても娘の死を受け入れざるを得ません。1日たつごとに家族としても胸が張り裂けるほどの深い悲しみに包まれております。
 現在○○を含め、家族5人で最後の一家だんらんを過ごしております。報道関係各位におかれましても、自宅周辺、近隣葬儀場等における取材・撮影等はお断り致します。
 私どもとしても安らかに娘を旅立たせようと思っております。○○は2年10カ月しか親より愛情を受けておらず、最後に私ども夫婦・姉弟よりたっぷりと愛情を注ぐ式にしたいと思います。
 報道関係各位におかれましても何とぞ私どもの心情を察していただき、ご配慮のほどよろしくお願い致します。

亡くなられた男児のご家族のコメント
私たちは、このたびの突然の事故で大切な家族を失い、深い悲しみを受けています。
 このような私たちの心情をお察しいただき、自宅や葬儀会場での取材や写真撮影をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

伝わってくるのは御家族の深い悲しみと喪失感です。御家族はそっとしておいて欲しいのですが、マスコミは報道の自由とか義務とか権利とか陳腐な理屈を振りかざして強引に取材する可能性があります。
このコメントを読んで何も感じないのであれば、もはや人としてどうなの?と思わざるを得ません。また、被害者の人権を蹂躙するような報道機関はなんの価値もないでしょう。

改めてご冥福をお祈りします。

記者会見は必要だった?

2019-05-09 18:21:23 | 日記
昨日の大津市の交通事故で被害者である保育園が記者会見を開きました。
「えっ、なんで保育園が…」と思った方も多いのではないでしょうか。
記者会見では保育園側が一通りの説明をした後、質問が始まったのですが、私は顔を顰めてしまいました。
なぜか、保育園側に瑕疵がないかを質すようなものばかりでした。

保育園側の説明を聞くと、でき得る限りの対策をしており、何ら瑕疵はありませんでした。
なぜ記者会見を開く必要があったのか理解できません。正直、園長先生はかわいそうでした。
園長先生は悲しみと混乱で胸が張り裂けんばかりではなかったでしょうか。それを引っ張り出して記者会見をさせるマスコミの意図がわかりません。

事故現場の映像を見る限り、道路構造上の安全対策もできそうですし、何より信号の制御を変えることでこの事故は防げたと感じます。
そういうことにはマスコミはあまり言及しないんですよね。被害者の人権無視も甚だしいと感じざるを得ません。

今回の記者会見は必要なかったと思います。
亡くなられた子供達のご冥福と怪我をされた子供達、保育士さんの1日も早い回復をお祈り申し上げます。