私立入試まで３日！

　刻一刻と私立入試に近付いていきます。

各私立の倍率は、まだ全て出揃っていません。遅い所では、前日になると思われます。

これに関しては、何度も言ってきましたが、「気にするな！」ですね。でもね、テキトウになってる者、誰でも受かるんや！とか、専願は皆合格！とか、見栄ををきってる奴はしっかりその現実を知り、最後までやり切る事が重要になる。

今日は「大阪偕星高校」の倍率についてで、そこを受験させて頂くうちの生徒に”バクダン”を落としたのです。

「今日はしんどい～」「ほとんど寝てへんし～」「もう大丈夫やから、何もせんでも受かるよ～」・・・自分を甘やかせてるのです。

で、本当にそれで良いのか？

「あのな！偕星高校の入試倍率みたか？」

「聞きましたよ」

そして、ここから”バクダン”の会話に入ります。

「４．６倍っておまえな！１２０人の定員枠に５５８人の受験者やで！意味わかってるか？」

これは、あくまで「進路探求」コースだけを見ています。実際は、”回し合格”があるので、特進、文理から落ちてくる場合があります。

「おまえの学力やったら、いつも平均点そこそこやろ、全体の中で真ん中ぐらいの成績としたら５５８人の何番目や！言うてみ！」

５５８人の半分ですね。２７９番です。定員は１２０人なのでその時点で落ちてます。

この進路探求コースを受験する生徒の中で、上位１２０名に入っていないと受からない。更にもっと上の特進や文理を受験する生徒もおりてくる。そうなると１２０名の中でも、もっと上位にいないと受かりません。

「高校入試を甘く見てへんか？お前のこの中学３年間、１年２年とテキトウにやってきて、成績を上げようとせず遊んでゲームして、ケンカもして、それでも最後の最後までテキトウ～で、何が高校へ行く？やねん！笑わせるな！」

「・・・・・・・・」

「ましてや！お前の学力は全体の真ん中どころか、もっと下やろ！どやねん！それでも休みたいか？それでもしんどいから寝たいか？あと３日しかないんや、他の生徒はみんな厳しい中でなんとかやろうとしてるんや！あれこれ我慢してる！そんな連中に勝てるんやな！」

「・・・・・・・・」

「うだうだ言うてらんと、取り掛かれ！」

「はいっ！やります！」

力を緩めた瞬間。落ちていきます。

明日に、期待！