今日前期試験の結果発表の日。・・・
昼から続々と連絡が入りました。・・・
当初考えていた通りの結果となりました。(良い方に期待はずれしてほしかったけど)・・・
公立高校志望者10人のうち、4人が前期試験で合格してくれました。各校80人の少人数の枠のとんでもない倍率の中、やはりいい結果を出してくれましたね。・・・
ただ、残りの6人は後期試験に向かいます。・・・
当初より、この前期試験では受かる確率が異常に低い事、またこの前期試験で受かる子は全中3生の上位成績者20%である事、などを口酸っぱく話して、この試験は力まず練習程度でいけよ。と話して来ました。ただ、それでも僅かな期待もあります。当人たちはそれなりにショックを受けたようです。・・・
それでも、落ち込むところまでは行きません。すぐに後期試験に向けて再スタートしてくれています。・・・
連絡の電話では・・・
「せんせい~。アカンかった~・・・」と、自ら電話をくれました。・・・
「そうか、仕方ないね。予測してた通りになっただけや。後期に向けて進もうか!」・・・
「うん!」・・・
うちのこどもたちは負けてません。・・・
さて、後期試験ではどうなるかです。・・・
何度も書いてきましたが、前期試験でトップ20%が抜けましたので、後期試験では最後まで頑張った者が勝者になります。・・・
たぶん前期不合格者の半数があきらめムードになるのではないでしょうか?・・・
受けた高校に、不合格という烙印を押された結果、ランクを下げて後期で受験する子や、そのまま後期試験を受けずに先に合格している私立へ行く子、などなど・・・
うちでも同じように、「不合格」の烙印を押されたと思う子もいます。けど、そうではなく、落ちるべくして落ちたのだと、説明しました。そうすると気を持ち直して、再チャレンジするのです。真実をしっかり教えてあげないと、せっかくのチャンスを逃しますね。・・・
学力が無いから落ちたのではなく、それ以上の子が上にいただけです。決して高校が拒否したのではないと・・・
今のままでも十分合格出来ますよ。後期ならね!・・・
こういう話をしっかり出来る人が近くに居ればいいのですが、そうでない子は路頭に迷いこみます。そして、後期試験すら諦めて行きます。それこそ、我々の「思うつぼ」なのです。・・・
後期試験で高校によっては、定員ギリギリ、定員割れを起こすはずです。だから、そんな中でもたとえ一問でも多く解けるように努力しておけば、確実に安泰なのです。・・・
正直今回の結果で、普通科を受けた子は全員不合格でした。という事は、私が言い続けて来たことが現実になっているのです。もし、そうでなければ前期試験でうちの子たちが全員合格していましたから・・・
どちらにしても「合格」します。・・・
ここで、諦めたら全ておしまいなのです。・・・
公立後期試験まで、あと12日。・・・
どう勉強して行くかです。・・・
大体が、去年まではそういう流れでしたね。私立が受かって、後期試験まで頑張って、最後に笑う。今年は、前期試験でもチャンスが増えましたが、非常に低い可能性でしたね。何も考えずに大きな期待を持ってしまったものが脱落します。・・・
また、来年の入試がもっと読みづらくなります。今年のデーターはあてにならないからです。・・・でも、最後まで諦めなければうまく行きます。・・・
がんばろう!最後までお供いたします。・・・
そして、見事合格をいち早く手に入れた4人のこどもたち!・・・
おめでとう!やりましたね!さすがです。・・・確実に合格すると確信してました~。・・・
おめでたいのですが、少しさみしいです。・・・
落ちてしまった子に・・・
「まぁ~良かったよ!受からなくて・・だってそうやろ~、受かったらここに来なくなるでしょ、ぜったい遊ぶよなぁ~おまえらは。私はすこしうれしいんや~」・・・
「えっーーー。受かっても勉強しにくるよ!回数は減るけど~」・・・
「ほうらみろ~」・・・
今日は、こんな話もしてました。少しでも落ち込ませないために・・・
・・・うそです。本心です(笑)・・・
みんながかわいくて仕方ないのです。ずっと、成長を見届けたいという気持ちがあります。しかし、それでは本当にこどもたちのためにはなりませんね。・・・
私もいつしか、「生徒離れ」しないといけない時期が来るんですね。・・・
そんな事を考えていると・・・
開校当初から来てくれている講師スタッフの女史から、3月いっぱいで終わりにしたいとの申し出がありました。・・・
「えっーーーー?」・・・
どうやら、ここでこどもたちに教えていて、自分も更に頑張って勉強したくなったそうです。・・・
一旦親元に帰り、体制を立て直してから、アメリカの大学院に行くそうです。・・・
「えっーーーーーー」・・・
彼女の親御さま方は、ロシア在中です。・・・
仕方ないですね。新たな「夢」を実現させるべく、彼女も動き出すのです。快く送り出しましょう!・・・
「もし、出来るなら、アメリカでもロシアでも、地元のこどもたちはきっと困っているはずだから、教室を開いてあげてはどうか?」と提案しました。・・・
うちの理念を持ってすれば、世界中の子供たちのために、必ず有効になるからと・・・
「ハイ、できれば資格を取ってやります!」・・・
彼女がどこまで本気なのかは知りえません。でも必ず何かをつかんで、こどもたちのために世界のどこかで頑張ってくれるでしょう。期待しています。・・・
あ~、なんだかさみしい3月になりそうですな~。・・・
ちなみに、「講師スタッフ募集中!」です。(ワーキンぱど掲載中!)・・・
明日に、期待!・・・