今日のmbsぷいぷいの石田さんのコーナーで、福島の放射能に汚染された土壌や草木の除染ボランティアの話が出ていた。・・・
政府の話では、年間の放射線量1mmシーベルト(少し前までは、5mmシーベルト)を基準とし、除染する為の支援を行うと発表されている。・・・
福島では、除染ボランティアが立ち上がり、無償で除染を行う団体がある。・・・彼らは、ホットスポット(放射能が集まる所)をメインに、土壌の削り取り、建物の洗い流し、取り除いた土壌の仮の処理、流れ出た汚染水の活性炭処理などを行い、放射線量の低下の促進を行う。・・・
全ては、子供たちの為に、わが身を顧みずの作業なのだ。・・・
放射能は、現在の科学をもってしても、消し去ることが出来ない。・・・
空気中に飛散した放射能は、雨に着いて落下し、地面が土なら草木に降りかかる。アスファルトなら流され側溝へ、家の屋根なら戸樋(雨樋・雨とゆ)を流れ、そこに泥があればその部分に溜まる。汚染された雨が、屋根から下に流されて、そこがホットスポットとなる。・・・
土壌の土を削り取っても、その土を持って行くところがない。持って行ったところが汚染されるからだ。・・・
今回の除染ボランティアでは、汚染された土を一旦土嚢袋に入れ、線量の高い物を下に置き、低い物を上に積み上げると言う仮の方法で、直接子供たちが強い放射線を受けるのを避けることが出来る。・・・しかし、放射能は消えないので、放射線を出し続ける。行政による根本的な処理が必要である。(今日のぷいぷいより)・・・
だが・・・
先にも述べたが、人間の今の力では、放射能を完全に消してしまう事も、無害化する事も出来ない。ただ単に、場所が移動するだけなのだ。・・・
さらに、人体に対して、どれだけの線量で癌化してしまうのかも分かっていないし、どれだけであれば問題ないのかも、実際の数値と根拠が立証されていない。・・・(以前、やはり、ぷいぷい取材により、九州のある大学の調査で、原爆投下後の人体に対する放射能の影響を全て記録している資料が、アメリカにて保管されている可能性があると分かっている。研究結果が分かってるが、公にはしていないという事。)・・・{バックナンバー・原爆と原発は、違うのか?}・・・
当然の事だが、長崎や広島に投下された原爆よりも、今回の原発で出た放射線量の方が圧倒的に多いと聞く。・・・
原爆投下直後は、そんな放射能の存在さえも国民は知らされてなかった。・・・原爆症と言う名の病名が出来たくらいだから、他府県や、遠く離れたところでは関係ないと言う感覚だったのではないかと思う。・・・研究が進んで、放射線により体が癌化する確率が異常に高くなる事は、すでに分かっている。しかし、どれだけ浴びればどんな癌になるとか、具体的な死期までは公表されていない。・・・
当時は、もう二度と原爆が落とされることのないように、また、落とされないだろうと、ただ、ただ、敗戦から立ち上がった。・・・放射線の事を良く知らずに・・・
今回は、そうはいかない「知らぬが仏」の時代は、遠い昔に終わったのだ。・・・
政府は、汚染された物をどう処理するつもりなのか、たぶん分からないのだろう。・・・世界中の科学者が集まっても、絶対解決しない。そもそも、放射能は地球上にはごく僅かしか存在しない。過去の人間が、原爆実験によりまき散らしたものとか、隕石などの地球外から来たものとか、だから宇宙に放り出すくらいしか方法はない。・・・
放射能は、被曝すると癌化して行くだろうし、男性なら子孫繁栄の種の精子を破壊するらしい。・・・生き物がいなくなる。・・・今分かっている処では、太陽系の惑星の中で、この地球だけが生物の進化から繁栄がある。それもやはり、放射能がほとんどなかったからだと思われる。・・・しかし、エネルギーの探求が核エネルギーを産み、反対に生物の存続を危ぶみ始めている。・・・
もう、恥も外聞もかなぐり捨てて、真っ向から「放射能」に対応しないといけない。・・・
地中深くに埋め殺し(業界用語)する事や、海に流したり、どこかへ隔離したり、・・・そんな事をしても、場所が変わるだけで、そういうのを「臭いものにふたをする」というのだ。根本的な処理ではない。・・・
正直に国民に話すべきなのだ。・・・根本的な除染はできませんと・・・その上で、生活する為の病気や農作物に関する保障や、家、土地に関する問題を解決しないといけない。・・・そして、全国民に対する、被曝の検診の定期的な実施、発病時の補償、発病の完全予防、子供たちへの影響の回避、など。・・・そして、放射能除去装置の早急な開発。・・・
本当に必要なのは、核エネルギーを抑え込めないのなら(後処理も含めて)使わない。そして、早急に放射能除去装置の開発をしないといけない。・・・そうすれば、今の問題はほとんど解決する。風評もなくなるし、汚染物の処理にも困らない。・・・それをしてから、新たに核エネルギー利用の構想をやり始めればいいのだ。・・・装置が造れないなら、宇宙へでも捨てるか~!・・・
蒸発しない、焼いても煤に凝縮する、体内に入っても消化できず排出される、排出されたものから放射線、土に埋めても微生物は分解しない、海に流しても生物から生物へ移動するだけ、・・・そんな厄介なものを、造りだした人間は、別の意味ですごいですなぁ~。・・・
ならば、完全に消し去る事も出来るのではないだろうか?・・・
まだ、人類が知らない事が多いのだから・・・
もっと前向きな解釈、判断、可能性を見て、一刻も早く、この問題を解決してほしい。・・・
見殺しにだけは、しないでほしい。・・・
明日に、将来に、期待!・・・
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