今日は、リニューアル2日目。・・・
昨日は最初だったのでいくつか問題が発生した。・・・
同じコーナーで2人の講師がかぶったり、生徒が座席を移動しなければいけなかったり、・・・
今日は、事前に座席を指定して、スタッフが各ブロックを移動する形にした。・・・
当初からそうする予定であったが、実際にやってみると改善点が見えてくる。・・・
今日はスムーズに行っているようだ。・・・問題はこどもたちがどう思っているかである。・・・
分かりやすいとか、近くに講師が絶えずいるから良いとか、そう言う返答を期待していたが・・・見送りのエレベーターの中で・・・
「どうだった?今日座席変わってただろー?」・・・
「う~ん?」・・・
「分かりやすいとか?」・・・
「う~ん?べつにぃ~」・・・はぁ~?どっかのえりか様かよー。・・・
「でも~、・・・なんか良い~!」・・・えっ!!・・・「何処が良い?」・・・「う~ん?なんとなく~」・・・昭和かぁ~!(なんとなくクリスタル!古っ!)・・・
別の生徒にも聞いてみた。・・・今回のレジェンド姉妹。・・・
「良い!こういう座席良い!です。」・・・「分かりやすいとか?」・・・「う~ん?それは変わらないですけど~」・・・(変わらんノンかい~!)・・・そりゃ~そうだ。スタッフは変わってないから、教え方は同じだ。・・・「でも、なんか良いです!」・・・
そうか~レジェンドが言うなら良いんだな~。・・・
他にも聞いてみた。・・・サッカー少年。最近めきめき頭角を現して来ている期待のホープ。・・・
「どうだった~?」・・・「う~ん?」・・・(お前もかぁ~)・・・
「なんか良い!」・・・「なんかって?何が良いんだ~」・・・「う~ん?教わる事は同じだけど~、でもなんか良い!」・・・「だから、何が良いんだー!」・・・
結論!・・・
「なんか良いそうです!」・・・
だから何が良いんだー!・・・
本当の答えは、その内分かります。・・・
今現在の私の分析では、・・・
空間を共有出来ているという事です。・・・
勉強すると言う気持ちが、前向きな雰囲気が、他の全く知らない生徒達が、同じ教室の、同じ時間にいて同じ空気を共有できていると感じられるという事です。・・・
「苦しんでいるのは、自分だけではない!」・・・
そう感じたんでしょうね。・・・
うちに来る生徒は、多かれ少なかれ、学習に苦しんできました。・・・「やれば、できる!」そう言われて来たものの、実際はどうなんだろうか?という不安もある。・・・
同じ境遇の子たちが、同じ所で講師から指導されているのを見て、聴いて、「自分だけではない」と感じたんでしょう。・・・
もしそうなら、これは素晴らしい事です。・・・
学力はどんどん上がりますよね。・・・みんなの不安が消えるから。・・・
かつて、ある学者が言ってました。・・・
「出来る子も、出来ない子も、障害のある子も、みんな同じ時間の、同じ空間で、机を並べて教えてあげられないという事は、真の教育とは言えない。」・・・
今の教育では、出来る子がメインで、少し遅れる子や障害がある子は、別時間の、別教室で教えているそうです。・・・結局、遅れてる子はそれで良いのだと感じます。障害のある子も、現実がいつまでも分かりません。・・・出来る子は、いつまでも世の中が分かりません。・・・謂れのない差別も生じます。・・・
世の中には色んな人間がいて、それぞれがそれぞれに、この世界を支えてます。・・・全て、個性なんです。出来るから正しいとか、出来ないからだめだとか、そう言う線引きは、単に限られた人間がしたものなんですよね。勝ち負けもそうです。・・・勝ったから偉いのではない。負けたから下僕ではない。・・・単に、勝ち負けを決めたい人間がそうしただけなんですよ。・・・
誰が偉いとか、偉くないとか、そういう問題ではないんです。みんな偉いんです。また、みんな偉くないんです。ごく普通の人間という生き物なんですよ。優越をつける事がおかしいんです。・・・
確かに競技の世界ではあり得ます。・・・でも、人間性に関しては、それぞれがそれぞれにすごい物を持ってます。それはたぶん、世界、いや宇宙一なんですな。・・・
私は、そう思います。・・・
だから、色んな人間が集まって学習する事は、他者を知る上で重要なんです。そして、認め合わないといけないんです。・・・
それでも、勉強は出来る子はどんどん進められるし、遅い子は期間が掛かる。・・・
一年で習得できるのが普通(?)で、同じ物を3年掛かる子はだめなんです。・・・
どうしても時間が掛かる子は、何らかの障害があるかもって、疑う。それもおかしいんです。・・・遅くて、一体何がいけないのか!・・・
人間のゴールは、他人が決めるものではない。・・・
今は出来なくても、数十年先で覆すかもしれません。・・・だれも勝敗を決められませんよね。・・・
だから、学力が違う色んな生徒が、同じ場所で、同じ時間に、同じ学習をする事が出来れば、それは最高に良いですよね。・・・
それをするには、個別指導が的を得てます。・・・
それをその学者は言ってるんですな。(自己解釈も入りましたが…)・・・
そして、うちではそれを実践しようとしています。・・・きっとこれは正解なんだと、信じます。・・・
だから、「なんとなく良い!」んです~。・・・
こどもたちは感覚で悟ります。・・・「良いんです」・・・
それらを感じ取る前に、私は全ての親御さんやご家族あてに定例にお手紙をパソコンで書いてました。・・・
「リニューアルしました~」・・・教室内の画像をプリントして、こんな風になりました~。なんて近況をアップしてました。・・・でも、やはり感じるのはこどもたちです。家に帰って、手紙を見せて、親御さんは聴きます。「で、どないなん?」・・・
「う~ん?なんか良い!」・・・
最高の受け答えです。最高の褒め言葉です。・・・感謝です。・・・
やはり、我々にとっては、「子供たちは、顧客です!」・・・
こどもたちが納得できなければ、何もならない。・・・
我々の改善は、まだ始まったばかりです。・・・
どんどん改善して行きます。・・・
「すべては、こどもたちの為に!」・・・
ちなみに、親御さんと生徒との会話は、私のあくまで想像です。・・・これから、答えが出て来ます。・・・きっと、こんな会話があるはずです。・・・(あるかも~)・・・
私はいつも良い方に解釈するたちなので・・・
でも、現状に甘んじている訳にはいきません。・・・
どんどん改善あるのみ!・・・
・・・でも、今日は良い日でした~・・・
明日に、期待!・・・
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