人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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時間の感覚。・・・

2013-07-28 20:52:54 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は日曜日でしたが、こどもたちに公約している通り、昼から開けています。・・・

出来る限り学校の提出課題(宿題)は、7月中に目途を立てる事。と言うのが、私の指示です。まじめに頑張ってくれていればいいのですが、毎年のように8月末まで先延ばしする子も多い。・・・

「せめて、8月13日までには終わらせておくように!」・・・

学校の課題を夏休みにしっかり時間を掛けてやり込んでも、結果的にはその後の実力テストには歯が立たないのです。ならば、可能な限り早く終わらせて実力テストの対策になるような問題に取り組んだ方が良いのです。・・・

特に中3生は、今後の入試の合否に大きく影響するテストが休み明けから連続します。しっかり採り切っておかないといけないのです。去年のように遊びの時間をとっている場合ではない。・・・

そして、開けて掃除をしていると一人の受験生がやって来ました。・・・

「おう!いらっしゃい!」・・・

学校の課題をもって来ています。・・・

早々に始めて行きます。途中、休憩するようにも話しました。良い集中力です。・・・

私はと言うと、今後の計画の見直しや8月の特別講習の準備、経費計算などを行って行きます。・・・

夕方、彼が帰りますと言って来てくれました。・・・

「おう!どう?進んだか?」・・・

「ハイっ!後4ページで終ります。」・・・

すばらしい!・・・

教室には、テレビも無いし邪魔をするものは何も無いです。・・・

まるでここだけ時間が止まっているかのようです。・・・

家だとこうは行きませんね。周りに家族がいて、色々と音もする。ついついいらない事も言って来る。・・・

ふと思ったんです。・・・

昔、会社に勤めている時は、毎日が定期的に、無情にもどんどん時間と日にちが過ぎて行きました。期間内で業績が上げられなければ、当然責められました。また、周りの上司や同僚からも痛い視線を浴びせられるし、相当我慢して重たい体を引きずって出社していました。・・・

退職してからは、何をするにも自分で計画を立てて、自分のやりやすいように、自ら進める。と言う生活が続きます。当然ですが、世間ではとんでもなく早い時間が流れているようにも見えました。私は、立ち止まっているのですからそう見えますね。無職でしたし、資格をとる事だけを考えていました。その後不合格が2回になり、もう生活費も底をついて働くしかなくなりました。だから、就活しましたが結局80社応募でも全て無駄に終わり、それでも何とかなると自分を信じて模索して、結局今の教室を立ち上げる事が出来ました。・・・

今はその当時とは逆に、周りが何だかゆっくり動いているように感じるのです。・・・

他人様がお休みしている時にも普通に仕事の関連をする為に教室でいます。だからかな~?・・・

そういう事を感じてたらふと昔、少し興味があって調べてた事を思い出しました。もう一度見てみたくなりネットで検索してたら・・・

なるほど!納得!・・・

「時間は、相対的である。人は皆、その人個人の時間を持っている」・・・

ご存知、相対性理論です。・・・

おこがましいですが、これを私の人生の無職時代に当てはめると、私はブラックホールにいたことになります。また、今は光速に近いスピードで走っている事になります。・・・

また、これを一般的な学校に当てはめると・・・

学校と言う空間の中では、みんな同じ時間が流れている事になり、全員がそれを絶対的に捉えて勉強したり遊んだりしてます。先生方もその時間の上で、こどもたちを見ています。同じ流れで、同じように。でも世間では本当の絶対的な時間の流れがあります。・・・

全く違う事に気付かないのです。・・・

入試もそうなります。「春にはこの高校・大学へ行かないといけない!」・・・

時間の感覚とは少し違いますが、似てますね。・・・

いじめなどは、いじめる側の時間の概念を弱い子に押し付けて行きます。いじめられる側は、自分の時間が分からなくなる。どんどん深みにはめられていきます。そして、ブラックホールにはまります。どんどん周りだけが先へ先へ進んで行くのです。・・・

学習が遅い子もそうですね。学校や教師や親の時間の概念で、こどもたちを計ります。どうして、出来ないのか?どうして遅いのか?・・・

全ては、その人個人の時間が違うんですね。感覚も違う。・・・

その時間を、尊重しましょう。それが、人間のマナーでしょ・・・

その人の時間も含めて、認め合う事が大事ですね。・・・

そして、自分の持っている時間を大切にしましょう!・・・

他の人とは違う流れで進んでいるからです。・・・

立ち位置が違うからです。他と比較する事さえもおかしいのです。・・・

でも、絶対的な時間も存在する。・・・

そんな事を考えていたら、中3生が遅い時間に来てくれました。・・・

「塾長、何時まで居てるの~?」・・・

「気が済むまで」・・・

時間は、相対的である。・・・

明日に、期待!・・・(難しい話でした~。)・・・

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