今日、発注していた「心に響く小さな五つの物語」(致知出版社)が届いたので、全生徒に配布し始めています。・・・
「塾長からのプレゼント!」・・・
「えっ?あ、ありがとう~」・・・
「良い本だから読ませたいんや~」・・・
パラパラめくり出す子たち・・・
「読み終わったら、お母さんにも渡して読んでもらってね~」・・・
自習に来た子は先に読んでいました。・・・
授業の休憩時間に読む子もいました。・・・
ページ数も少なく、活字も大きいので小学生でも読めます。・・・
これを読んでどう感じるか、それは本人たちに任せます。中には読まずにお母さんに渡すかもしれないし、部屋のその辺に置きっぱなしになるかもしれません。それでも良いのです。いつか必ず読んでくれることを信じます。・・・
こういう本はタイミングです。なかなか自分で進んで本屋で買って読みません。また、親が気を利かして渡しても、なかなか反抗期の彼ら、彼女らにはうまく読ませられませんね。・・・
でも、私が説明して渡せば8割がた読むでしょう。だって、必ず「どうやった~?」って聞いてくるしつこい親父だからです。「先生は、読み終えて号泣したねん~。そこを生徒にきっちり見られてな、良い訳も出けへんかったねん~。」てな具合です。・・・
ほんとうに正直に感動したので、そして素直になれたので、全員に読ませたいと思いました。・・・
教室の本棚に一冊置いておけば済む話かもしれませんが、ここは各家庭に一冊でしょう!・・・お母さんやお父さん、御兄弟、ご近所さん、ママ友仲間などなどで共有してほしいんです。・・・
そして、それぞれがそれぞれに何かをくみ取って、将来に向けてのエッセンスみたいなものにして貰えればと思います。・・・
正直な所、教室で行う各教科の授業ではないです。まったく関係ない話です。こんな本よりも、学年末や後期入試の対策をとってくれよと言う子や親御さんもいるかもしれません。でも、日本人としてとても大事なお話が書かれています。授業も大事です。でも、できたら同時に吸収して貰えれば、こどもたちの将来に有効になると思うのです。・・・
こういう授業(?)を、私が担当しています。通常の各教科の指導は致しませんが・・・
なかなか、みんなにとって良い物は見つかりませんね。だから、出会った時がチャンスです。・・・
正直数日迷いました、金銭的な事もありましたからね。でも、ここはやるべきでしょう!今しかないのですからね。・・・(今でしょう!)・・・
「すべては、こどもたちのために!」の理念通りに進めております。・・・
こどもたちがどう判断しようが、何を感じ取ろうが、一向に構いません。ただ、良い物は良いのです。だから、無理やりでも渡すのです。・・・
何時の日か、我々の気持ちが伝わる事を信じています。・・・
大きなお世話、お節介、かもしれません。でも、私はおせっかいジジイだから、それでいいのです。・・・
こどもたちを心から信頼しましょう!必ず出来る!・・・出来ますとも!なんだって!・・・
私は、こどもたちの可能性に懸けてます。・・・
色んな話を親御さん方としていて、どうやらこどもたちに不信感を抱いている方も多いようです。でも、仕方ないですよね。「あれだけやっておけよと言ったのに、出来ないでいる」からです。何度も何度も裏切られて来れば、そうなりますね。・・・
そこをなんとか、お願いします。もう少し長~い目で見てやっていただけませんか?・・・
今から30年後には、とんでもなく凄い人間になってますから~。・・・
今は、成績が上がらず、何をしてもどんくさいし、へまばっかりするけど。それもご愛嬌という事で、なんとかお願いします。・・・
信じてあげましょうよ。・・・
ある女子のお母さんとの会話です。・・・
お母さん方もこどもたちが嫌いな訳ではありません。「信じたいのはやまやまだけど」・・・
お母さん方はあれこれ大変です。色んなストレスや重圧があちこちから掛かります。そんな中での「子育て」は大変です。・・・
だから、この辺で一篇の癒しをお届けします。・・・
それがおすすめのこの本です。・・・
お母さん方のこころにも栄養をお与えしようという「もくろみです」。・・・
さて、帰って嫁さんにも渡そうっと!(あげませんよ~絶対に!貸出です、か・し・だ・し!)・・・
明日に、期待!・・・