人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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こころのこもった贈り物・・・

2011-06-05 18:33:55 | 日記・エッセイ・コラム

 私には、手放せないものがある。・・・

誕生日に貰ったカバン、嫁さんに買ってもらったメガネ、長男がくれたルコップの帽子、財布と小銭入れ、・・・

他にも色々貰った。・・・

カバンは、一つはボロボロになって、金具も取れて使えないようになったので、去年新たに買ってくれた。・・・

誕生日や父の日に、どれも嫁さんと子供たちが選んで、少ないお金を出し合って、買ってくれた。・・・私は、絶対に手放せない。みんなの気持ちが入ったそれらを、どうして手放せようか・・・

決して、ブランドものではない。・・・でも、どんなに高級なブランド品より、私にとっては値段のつけられないほど、貴重で価値のあるものなのだ。・・・

そして、色々な小物たちにも思い出や思い入れがあって、棄てられない。・・・

断捨離(?)なんていう言葉もあるようだが、なかなかうまくは断ち切れない。でも、自分で買ったものや自分で使っていたものなどは、きっちり捨てられる。・・・基本的には、新物好きだから・・・

でも、気持ちがこもったものは、棄てられない。・・・

ダイヤモンドは、世界に同じものがない、オンリーワンだと嫁さんにその昔、教えて貰った。・・・「へぇ~そうなんだ!同じようなのが並んでるけど~全部違うんだ~」・・・だから、価値があると、・・・ちなみに、民法上ダイヤ(宝石)は、特定物扱い。高級車の新車は、不特定物扱い、責任問題や受け渡し、その他の取り決めがあり、破損したり傷物になった時の責任の所在や対応が異なってくる。(あくまで民法上での事、特約があればそちらを優先)・・・

それでも、その宝石やブランド品などの価値を重視する人なら、大変喜んでくれるだろうが、関係ないと思っている人は、猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏?・・・

要は、その人の価値観の違いと言う処か・・・

手編みのセーターと既製品のセーターでは、物の重み(重量ではない)が違う。・・・貰ったら、当然大事にするし決して捨てられない。・・・

反対に、あまり関わり合いのない人からのこころのこもった?贈り物は、困ってしまう。・・・

昔、以前の会社でマネージャーをしていた頃。・・・

高校に入ってからずっと、誕生日に祝って貰った記憶がないと、部下やバイトの仲間と話していた事があって、当時は、「大人になったら誕生日に祝ってもらう事なんて、なくなって行くものだ~」と、「それが世の中というものだ~」と、知ったような言葉を、偉そうに話していた。・・・単にそういうことが出来る友達がいなかっただけなのに・・・見栄でしたが・・・

彼らがサプライズバースデーを企画し、盛大に誕生日を祝ってくれた。・・・彼らは、私の見栄を見破っていたようだ。・・・

それから、毎年誕生日にプレゼントをくれていた。・・・今でも、何人かのバイト君たちが、覚えてくれていて、さすがにプレゼントはないが、一緒に酒を飲んだりする。20年経っているんだけど・・・

その当時に、ある女子のバイトさんから、ライターを貰った。彼女には、同じバイトのリーダーの彼がいる。彼にも、同じようなライター(少し、高級)をプレゼントしたらしい。・・・

私は、貰ったものは大事に使うし、元々ライターなんて100円で買ってたから、ちょうどよかった。・・・

一年が経って、私がまだそのライターを使っている事に気づき、彼女は激怒した。・・・「なんで?あんたは、今も使ってないのよ!~」彼氏に文句を言い出した。「高級なのを上げたのに~」・・・彼は、失くしていたらしい~しかも、1か月も経たないうちに・・・

「マネージャー勘弁して下さいよぉ~物持ち良過ぎですよぉ~」彼は、困っていた。・・・

それ以来、なんでもかんでも大事にして持ち続ける事に疑問が湧き、考えて持つ事にした。・・・特に、恋愛に係る事は・・・くわばら~、クワバラ~・・・

それでも、かけがえのないもの、肌身離さず持っていたいもの、いつもそばに置いておきたいもの、ありますよね・・・大事!大事!・・・

・・・・・今日は、庭(一坪ほどのおまけ的庭)の草刈をした。・・・実は、長年私はそこの掃除や草刈りや手入れをした事がない。・・・いつも、嫁さんや子供たちがおこずかいを餌にやってもらっていたのだ。・・・1m以上の草が生えて、ごみもあるし・・・毎年、嫁さんが虫やアレルギーに耐えながら刈っている。・・・最近は、長男や次男も独立して、いないし、三男はバイトだし誰も出来ない。・・・?・・・私が出来るではないか!・・・

確かに、仕事をしているときは、休みも不定期だし、たまの休みも精神的に疲れて、起きたらすぐビールを飲んで何もしない。そんなことが、何年も続いていた。仕事のせいにして、やるべき事をしないでいた。・・・

庭を見ると、まるで侵入を拒むかのように、背の高い草が目の前に立ちはだかっている。・・・

「仕方ない、やるか!」・・・近くのホームセンターへ行って、耐突刺性能アリのニトリルグローブ(ゴム手のプロ仕様)と、花の種、囲いの柵を買って来た。・・・

このニトリルグローブ、とがったものでも突き刺さりにくい構造になっている。しかも、滑りにくい。水を通さない。耐油性。・・・これがあれば、少々の事が出来る。・・・自分の手が、スーパーハンドになるのだ~・・・

手前から、ノコギリ歯の付いた山菜採り用のナイフで、ガツガツと刈って行く。さすが、ほったらかしだったので、茎が太い。・・・入口突破!・・・ビニールやごみを収集。・・・見る見るうちに、抜いた草の山。・・・ごみ袋をもって来て、出来るだけ細かく折る。ごみ収集してくれる職員さんが突き刺さったら大変だから・・・汗が流れて、あちこちが痛み出す。・・・

入口をふさいでいた長身の草がなくなり、そこに囲いの柵を立てる。・・・「庭らしくなった~」・・・フェンス際に、朝顔、ひまわりの種をまく。・・・

山盛りの抜いた草をゴミ袋に入れていたら、庭の横の駐車場の隅も草だらけなので、そこも抜く。・・・すると、コンクリートの間から、15センチほどの松の木が元気よく立っている。・・・「えぇ~うそぉ~」・・・コンクリートとフェンスの間しか土がない。草が生えるのは分かる、けど、松の幼木が出るか?・・・この辺は、海岸沿いになる。昔は、この辺は松林だった。・・・埋め立てや関空と同時進行で開発されたりんくうタウン、マーブルビーチ(人工のビーチ)、何処にも天然の松はなくなった。すべて、人の手で植えられたものだ。・・・こいつは、その松の種から成長したのか?しかも、コンクリートの隙間から・・・

「抜き取って、環境の良い処に移そう。」・・・抜けん!・・・コンクリートを削るか!・・・いろいろしてたら、「ぽきっ!」・・・しまったぁ~!抜いてしまった。根っこなし。・・・仕方ない、自然再生を期待するか~ごめん!余計な事をしたか~・・・自分家の狭い庭に、再生を期待して、植えた。・・・

がんばってくれぇ~ど根性黒松~・・・

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