一言で言って、良い曲だわ。デビュー曲としてはこれ以上望むべくもない、かわいくてフレッシュで、おまけに元気いっぱい。しかもあざとさを感じない適度な中庸感。「どこにでもある、ありふれた」感のさじ加減も言うことなし。アイドル曲として完璧と評して良いんじゃないか。
秋元康氏の実力を見せつけられる感じで、これが用意されていたということで、「初恋バタフライ」が本店曲のc/wに回されたのも納得させられてしまった。こちらも良い曲だと思ったけど、「スキ!スキ!スキップ!」と比べると溌剌感が足りない感じだし、何より「狙ってる」感が滲み出てしまってる。デビュー曲というファーストインパクトにとって、この「狙ってる」感、わずかでも秋元康氏の顔が透けて見える感は、まずいんだろう。実際にそういう判断だったかどうかはともかく、デビュー曲としては、明らかに「スキ!スキ!スキップ!」が正解だと断言できてしまいそう。
MVも、これまたアイドルグループのデビュー曲として、完璧だと思う。反面教師としての"So long!"のMVような、小うるさい蘊蓄とか説教は欠片もない。メンバーが問答無用で、ひたすらかわいく映ってる。しかも、そのかわいさが半端ない。現在のHKTが持ってる勢いが、そのまま乗り移ってる。はち切れんばかりに元気いっぱい。すばらしい手際だと思う。
監督は多田卓也氏。初めて目にする名前だけど、Wikiを信じるなら、どうやらMVのプロのよう。これまでAKBG関連では、no3bの「キスの流星」とワロタの「やる気花火」を手がけただけか。少なくともそん時に、秋元氏は、多田氏の才能を把握してるはず。なのに、これまで本店含めて、MVを担当したことがないというのが不思議に思えるけど、たぶん秋元氏の考え方だと、そうなるんだろうな。予定調和にしない、一歩先のリスクをとる、そういう視点からは、多田氏は安パイ過ぎるとかの判断になるんだろう。
逆に、そんな多田氏をHKTのデビュー曲に起用してるところが、秋元氏の本気度を表してるともとれる。キャラ設定は置いといて、ビジュアル的に王道アイドルとしてのHKTが、やはり王道アイドル曲の「スキ!スキ!スキップ!」でデビューするのであれば、ここは中央突破の真っ向勝負、ど真ん中のストレート以外あり得ないみたいな。
あとはちょっとした発見のつもりだけど、田島さんのビジュアルとしての「センター感」が、前田さんに似てる。ちょっと癖のある顔なんだけど、そのおかげで「顔かぶり」しない。逆に田島さんの顔がフックになって、他のメンバーの顔の「整理」がつく感じ。このあたりは、ずっと前に考察したけど、前田さんもそういう面があった。
ビジュアル共々、「初恋バタフライ」のMVに比べて、この「スキ!スキ!スキップ!」のMVでは、いろいろ見えるものがあると思うけど、これは監督の手腕の差なのか、それとも、この短期間にHKT選抜の中での「化学反応」があったのか。たぶん両方なんだろうけど、いずれにせよ、田島さんで行くんだなと言うのが分かる感じだし、それで正解じゃないかと思う。
秋元康氏の実力を見せつけられる感じで、これが用意されていたということで、「初恋バタフライ」が本店曲のc/wに回されたのも納得させられてしまった。こちらも良い曲だと思ったけど、「スキ!スキ!スキップ!」と比べると溌剌感が足りない感じだし、何より「狙ってる」感が滲み出てしまってる。デビュー曲というファーストインパクトにとって、この「狙ってる」感、わずかでも秋元康氏の顔が透けて見える感は、まずいんだろう。実際にそういう判断だったかどうかはともかく、デビュー曲としては、明らかに「スキ!スキ!スキップ!」が正解だと断言できてしまいそう。
MVも、これまたアイドルグループのデビュー曲として、完璧だと思う。反面教師としての"So long!"のMVような、小うるさい蘊蓄とか説教は欠片もない。メンバーが問答無用で、ひたすらかわいく映ってる。しかも、そのかわいさが半端ない。現在のHKTが持ってる勢いが、そのまま乗り移ってる。はち切れんばかりに元気いっぱい。すばらしい手際だと思う。
監督は多田卓也氏。初めて目にする名前だけど、Wikiを信じるなら、どうやらMVのプロのよう。これまでAKBG関連では、no3bの「キスの流星」とワロタの「やる気花火」を手がけただけか。少なくともそん時に、秋元氏は、多田氏の才能を把握してるはず。なのに、これまで本店含めて、MVを担当したことがないというのが不思議に思えるけど、たぶん秋元氏の考え方だと、そうなるんだろうな。予定調和にしない、一歩先のリスクをとる、そういう視点からは、多田氏は安パイ過ぎるとかの判断になるんだろう。
逆に、そんな多田氏をHKTのデビュー曲に起用してるところが、秋元氏の本気度を表してるともとれる。キャラ設定は置いといて、ビジュアル的に王道アイドルとしてのHKTが、やはり王道アイドル曲の「スキ!スキ!スキップ!」でデビューするのであれば、ここは中央突破の真っ向勝負、ど真ん中のストレート以外あり得ないみたいな。
あとはちょっとした発見のつもりだけど、田島さんのビジュアルとしての「センター感」が、前田さんに似てる。ちょっと癖のある顔なんだけど、そのおかげで「顔かぶり」しない。逆に田島さんの顔がフックになって、他のメンバーの顔の「整理」がつく感じ。このあたりは、ずっと前に考察したけど、前田さんもそういう面があった。
ビジュアル共々、「初恋バタフライ」のMVに比べて、この「スキ!スキ!スキップ!」のMVでは、いろいろ見えるものがあると思うけど、これは監督の手腕の差なのか、それとも、この短期間にHKT選抜の中での「化学反応」があったのか。たぶん両方なんだろうけど、いずれにせよ、田島さんで行くんだなと言うのが分かる感じだし、それで正解じゃないかと思う。