エラソに書くのも何だけど、AKBGのような組織における人事の要諦は「転がる石になれ」なわけで、とにかく馴れ合いにならないこと、癒着しないこと、沈滞しないこと。組織というのは、安定状態に落ちてしまうと、自ら変わろうとしなくなるだけでなく、環境の変化に即応できなくもなる。何度も書いてきたけど、要は「動的平衡」なんであって、常に適度な励起状態であることが望ましい。
それを実現するためには、適切なサイズの「異物」の投入と同化、そして異化の連続が必要となる。具体的には、適切な人材の投入と異動、つまりは人事異動と言うことであり、横山さんのNMBへの投入、北原さんのSKEの投入が、見事にその成功例になっていたと思う。
横山さんをNMBに組み込むために、NMBメンバーの意識が大きく変わったことが、外部からでも容易に観察できたし、横山さんを完全に仲間の一人として受け入れることで、NMBという組織は、大いに活性化した。そしてそんな励起状態から安定状態へと落ちようとするタイミングで、横山さんがNMBから抜き取られ、代わりに市川さんが放り込まれことになる。
横山さんは、総選挙順位がNMBの誰よりも高く、本店の選抜常連であり、異物としては巨大すぎる存在だったと思うけど、それをNMBという組織は柔軟に変化し、見事に咀嚼して見せたし、そこにはもちろん、横山さん側の高い能力というのも発揮されていたと思う。NMBが組織として、適度な励起状態になると同時に、NMBに欠けていたと言い切ってしまおう共同体意識の導入、組織としての高い目標を共有するということ、こちらも具体的には、秋元氏によって「12月31日」という努力目標を設定することに成功した。
そこで横山さんを抜き取るということは、この共同体意識の植え込みに成功したという見立てなんだろうし、もちろん横山さんがNMBではなくなっても、同じAKBGの一員であることに変わりはなく、階層を変えての、今度はAKBGという組織レベルから見た、新たなNMBという異物の同化過程という視点もありそう。もちろんそのベクターは横山さんと言うことで、これが、相互関係としての横山さんの成長過程でもあったのは言うまでもない。
そんなNMBへの市川さんの投入は、こちらは明らかに転地療法というか、環境の側を変えてやることによる市川さんの創発への期待だろう。秋元氏の、努力するメンバーへの愛情は深いというか。
北原さんについては、外に漏れ出てくる情報があまりなくて、SKEの投入の状況が見えずらかったけど、戸賀崎さんの発表を聞くSKEメンバーの表情が、そしてその後のぐぐたすやブログの記述が、すべてを語っていたと思う。SKEもまた、基本的にはNMBと同様だったと。
そんなSKEに投入される大場さんは、なかなか曲者というか一筋縄ではいかない感じなんで、これは大場さんの浮揚という面と、SKEに欠けている部分、ある種あざとさというか、直球勝負だけだと勝てないよ、変化球も織り交ぜようねと言う、これまた秋元氏の指導という風に見えるかな。
石田さんと小谷さんについては、どうなんだろう。私が知る限りでは、ほとんど情報が無いように思うけど、何か創発はあったんだろうか。よく分からないけど、今度の選挙順位とか、一つの判断材料に出来ると良いのだけど。
古畑さん、矢倉さん、兒玉さんは、とても分かりやすい人事で、支店で期待のホープを、本店預かりにして修行させると言うことで間違いないところ。年齢とかも加味すると、これ以外にはあり得ない選択と言うことになると思う。とりわけ、兒玉さんにとっては、大化けのチャンスになるんじゃないか。宮脇さんが何を思うかも含め、HKTを同時に活性化させる、ナイスな人事。
宮澤さん、鈴木さんは、こちらはホント、背に腹は代えられぬ。政治情勢はどうにもならないわけで、そこは甘んじて受け入れるしかない。不条理は世の常なんで、そんなものをも自らの糧としてしまえば良いこと。
高城さんは、正直ちょっと驚いた。この人事には、たぶん表面的には見えない様々な事情がありそう。情報がないんで、これ以上の深読みはなしということで。
指原劇場支配人は、さっしーらしい見事なオチにして、実はそんなにも笑えないわけで、これも高橋総監督同様、後付けの役職であることは明らか。HKTに移籍してからさっしーが何をやってきたのか、それが秋元氏のオーソライズにより、改めて確認できることに。と同時に、正式なのかどうかは知らないけど、肩書きが付いたことで、さっしーの立場は明らかに変わることになる。
今回の人事で浮き彫りになったことがもう一つ。松井Jさん、渡辺美さんの兼任は、明らかに目的が違うということ。これはとっくに分かっていたこととは言え、やはりということに。
最後に、平田さん、佐々木さん、大森さん、昇格おめ。
それを実現するためには、適切なサイズの「異物」の投入と同化、そして異化の連続が必要となる。具体的には、適切な人材の投入と異動、つまりは人事異動と言うことであり、横山さんのNMBへの投入、北原さんのSKEの投入が、見事にその成功例になっていたと思う。
横山さんをNMBに組み込むために、NMBメンバーの意識が大きく変わったことが、外部からでも容易に観察できたし、横山さんを完全に仲間の一人として受け入れることで、NMBという組織は、大いに活性化した。そしてそんな励起状態から安定状態へと落ちようとするタイミングで、横山さんがNMBから抜き取られ、代わりに市川さんが放り込まれことになる。
横山さんは、総選挙順位がNMBの誰よりも高く、本店の選抜常連であり、異物としては巨大すぎる存在だったと思うけど、それをNMBという組織は柔軟に変化し、見事に咀嚼して見せたし、そこにはもちろん、横山さん側の高い能力というのも発揮されていたと思う。NMBが組織として、適度な励起状態になると同時に、NMBに欠けていたと言い切ってしまおう共同体意識の導入、組織としての高い目標を共有するということ、こちらも具体的には、秋元氏によって「12月31日」という努力目標を設定することに成功した。
そこで横山さんを抜き取るということは、この共同体意識の植え込みに成功したという見立てなんだろうし、もちろん横山さんがNMBではなくなっても、同じAKBGの一員であることに変わりはなく、階層を変えての、今度はAKBGという組織レベルから見た、新たなNMBという異物の同化過程という視点もありそう。もちろんそのベクターは横山さんと言うことで、これが、相互関係としての横山さんの成長過程でもあったのは言うまでもない。
そんなNMBへの市川さんの投入は、こちらは明らかに転地療法というか、環境の側を変えてやることによる市川さんの創発への期待だろう。秋元氏の、努力するメンバーへの愛情は深いというか。
北原さんについては、外に漏れ出てくる情報があまりなくて、SKEの投入の状況が見えずらかったけど、戸賀崎さんの発表を聞くSKEメンバーの表情が、そしてその後のぐぐたすやブログの記述が、すべてを語っていたと思う。SKEもまた、基本的にはNMBと同様だったと。
そんなSKEに投入される大場さんは、なかなか曲者というか一筋縄ではいかない感じなんで、これは大場さんの浮揚という面と、SKEに欠けている部分、ある種あざとさというか、直球勝負だけだと勝てないよ、変化球も織り交ぜようねと言う、これまた秋元氏の指導という風に見えるかな。
石田さんと小谷さんについては、どうなんだろう。私が知る限りでは、ほとんど情報が無いように思うけど、何か創発はあったんだろうか。よく分からないけど、今度の選挙順位とか、一つの判断材料に出来ると良いのだけど。
古畑さん、矢倉さん、兒玉さんは、とても分かりやすい人事で、支店で期待のホープを、本店預かりにして修行させると言うことで間違いないところ。年齢とかも加味すると、これ以外にはあり得ない選択と言うことになると思う。とりわけ、兒玉さんにとっては、大化けのチャンスになるんじゃないか。宮脇さんが何を思うかも含め、HKTを同時に活性化させる、ナイスな人事。
宮澤さん、鈴木さんは、こちらはホント、背に腹は代えられぬ。政治情勢はどうにもならないわけで、そこは甘んじて受け入れるしかない。不条理は世の常なんで、そんなものをも自らの糧としてしまえば良いこと。
高城さんは、正直ちょっと驚いた。この人事には、たぶん表面的には見えない様々な事情がありそう。情報がないんで、これ以上の深読みはなしということで。
指原劇場支配人は、さっしーらしい見事なオチにして、実はそんなにも笑えないわけで、これも高橋総監督同様、後付けの役職であることは明らか。HKTに移籍してからさっしーが何をやってきたのか、それが秋元氏のオーソライズにより、改めて確認できることに。と同時に、正式なのかどうかは知らないけど、肩書きが付いたことで、さっしーの立場は明らかに変わることになる。
今回の人事で浮き彫りになったことがもう一つ。松井Jさん、渡辺美さんの兼任は、明らかに目的が違うということ。これはとっくに分かっていたこととは言え、やはりということに。
最後に、平田さん、佐々木さん、大森さん、昇格おめ。