地方創世もエンタメだ
http://gqjapan.jp/column/column/20150417/jidai-seishin-144
売るためのプロデュースはしていないんです。NGT48でしか生まれなかったような個性ができてきて、それがドミノのようにほかの子たちに波及していく──、そういうものをどう創るかということだと思います。不思議なもので、劇場がオープンして半年ぐらいすると、“NGT48とはこれだ”というカラーができてくるものです。
名古屋のSKE48は体育会みたいにダンスが上手なグループになりました。HKT48は末っ子で、本当に素朴な元気いっぱいの若い子たちのグループです。そこに指原莉乃のようなプレイングマネージャーがいるので、あおり方がうまい。乃木坂46の場合は、あえて公式にライバルグループを作ったんですが、そうしたら、独自路線で一番おしゃれなグループになりました。どれも、僕がプロデュースして、こういうカタチをつけよう、としたわけではないんです。人が集まって、そこで生じる化学反応が何かを起こしたということです。
例によって新情報はないけど、秋元氏としては相当踏み込んで語ってると言えそう。引用した部分は月並みといえば月並みなんだけど、これが秋元康プロデュースの神髄。運営サイドの動きはともかくとして、秋元氏サイドとしてはマーケティングをしない、予定調和を排するというのは一貫してる。
この決して見えない未来に対してベットするという感覚が、日本人的にはなかなか理解できない所なんだろうし、奇妙な和洋折衷感というか、予定律と因果律のキメラのような、傍から見てての秋元氏の面白さでもある。
http://gqjapan.jp/column/column/20150417/jidai-seishin-144
売るためのプロデュースはしていないんです。NGT48でしか生まれなかったような個性ができてきて、それがドミノのようにほかの子たちに波及していく──、そういうものをどう創るかということだと思います。不思議なもので、劇場がオープンして半年ぐらいすると、“NGT48とはこれだ”というカラーができてくるものです。
名古屋のSKE48は体育会みたいにダンスが上手なグループになりました。HKT48は末っ子で、本当に素朴な元気いっぱいの若い子たちのグループです。そこに指原莉乃のようなプレイングマネージャーがいるので、あおり方がうまい。乃木坂46の場合は、あえて公式にライバルグループを作ったんですが、そうしたら、独自路線で一番おしゃれなグループになりました。どれも、僕がプロデュースして、こういうカタチをつけよう、としたわけではないんです。人が集まって、そこで生じる化学反応が何かを起こしたということです。
例によって新情報はないけど、秋元氏としては相当踏み込んで語ってると言えそう。引用した部分は月並みといえば月並みなんだけど、これが秋元康プロデュースの神髄。運営サイドの動きはともかくとして、秋元氏サイドとしてはマーケティングをしない、予定調和を排するというのは一貫してる。
この決して見えない未来に対してベットするという感覚が、日本人的にはなかなか理解できない所なんだろうし、奇妙な和洋折衷感というか、予定律と因果律のキメラのような、傍から見てての秋元氏の面白さでもある。